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【ガソリン添加剤】フューエルワンの「デメリット」と「効果」をわかりやすく解説

カーボン・ワニス・ガム質といった不純物が蓄積したエンジン内部

こんにちは、きゅうたろうです!

走行距離が5万キロ超えたけど、エンジンをできるだけキレイに保ってあげられる方法はないかな?なるべく簡単にエンジンメンテできる方法ないかな?という悩みを愛車に持っていませんか?

今回の記事では給油時に投入するだけでメンテナンスができるガソリン添加剤について解説します。

きゅうたろう

この記事は以下のような人におすすめ!

  • フューエルワンを使ってみたいけどデメリットがないか気になる人
  • 走行距離が多い人でエンジンのコンディションを維持したいと考えている人
  • なるべく費用をかけずに、しかも手軽にメンテナンスをしたいと考えている人
  • 街乗りなどのチョイ乗りが多い人

走行距離が5万キロを超えたあたりからだんだんとアクセルを踏んだ時になんだか最近エンジンが元気がないな、新車時はもっとアクセルを踏むとすぐにクルマがついてくる感じがしたのになと感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に軽自動車やバイクなど、排気量が小さく軽い車体の乗り物はアクセルレスポンスで特に感じやすいです。

そこで今回は、中古車で購入した時点で8.1万キロの走行距離だったL880Kコペンにガソリン添加剤フューエルワンを3本投入してみたボクがガソリン添加剤のメリット・デメリットを説明します。

この記事を読めば、ガソリン添加剤とは何かを知ることができ、愛車への使用方法や使用タイミングなどがわかるようになりますよ!

それでは、どうぞ!

そもそもガソリン添加剤とは何?

エンジンの内部の出来事

ガソリンエンジンは、ガソリンと空気の混合気を燃焼室内に「吸入」し、「圧縮」、「燃焼」、「排気」するサイクルを繰り返すことによって動力を生み出します。

ガソリンを燃やしてタイヤを動かしているのですから、長い距離を走った場合はそれだけ燃焼のサイクルを繰り返したことになるので、だんだんとエンジン内部がカーボン・ワニス・ガム質といった不純物が蓄積しいきます。

通常の走行では溜まる一方で、これがエンジンレスポンスなどに悪い影響を与えます。

カーボン・ワニス・ガム質といった不純物が蓄積したバルブ
汚れたバルブ

ガソリン添加剤とは

ワコーズフューエルワン

ガソリン添加剤とは、ガソリンに混ぜてエンジンを動かすことで、燃焼室、吸排気バルブ、インジェクターなどに蓄積したカーボン・ワニス・ガム室などを除去し、エンジンの性能を回復させる効果を発揮します。

また、添加剤によっては、潤滑力を向上させて機械保護性を強化してくれるものがあります。

ガソリン添加剤とは、ガソリンエンジンに混ぜるだけで、燃焼時にエンジンを綺麗にして、綺麗さを保つ助けをしてくれるもの

バイクにもおすすめするガソリン添加剤「フューエルワン」の効果

ガソリン添加剤の効果をエンジン内部の状態で解説
ワコーズ フューエルワンの使用前使用後のカタログ公式資料

ガソリンに混ぜてエンジンを動かすことで、燃焼室、吸排気バルブ、インジェクターなどに蓄積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、エンジンの性能を回復させる効果を発揮しますと説明しましたが、添加剤を使用すると実際のエンジンの内部は上の写真のように不純物がなくなっていきます。

エンジンの燃焼部分は効率的な燃焼ができるように精密に作られていますが、カーボンなどの不純物が付着すると、燃焼効率の悪化や潤滑性能の悪化につながるのでキレイに守っておく必要があるのです。

排気量の小さいバイクや軽自動車は、小さい排気量でパワーを出すためにエンジン回転数が高くなりやすいので、その分、カーボンなどの不純物が付きやすくなります。なので、バイクや軽自動車には特に使用をおすすめします。

ガソリン添加剤のメリット・デメリット

ガソリン添加剤のデメリット

1回の投入量を入れすぎると燃焼効率が落ちてエンジンがカブる症状が出る

フューエルワンの主成分はPEAという洗浄成分が入っており、この物質は難燃性物質なので、多量に添加すると混合気の燃焼効率が落ちてカブるような症状が出ます。

投入するときには、メーカー公表値「燃料30~60Lに1本を使用。燃料が30L未満の場合は1%を超えないように添加してください。」を守るようにしてください。

タンク容量の小さいバイクや一部の軽自動車では投入量に注意が必要です。

即効性や過剰な効果は得られない

エンジン添加剤のデメリットは即効性のある効果ではないという点です。ガソリンに混ぜて、エンジンを動かすことで効果を出すものなので、入れた瞬間に違いが出るものではありません。投入してから数百キロメートルや千キロメートル程度走らせないといけません。

もう一つのデメリットは過剰な効果は得られないという点です。エンジンの性能を回復させるという商品なので、新車以上の性能が出るようなカスタムパーツではありません。あくまで、新車時のエンジン性能を目指して回復させる物という理解で使用をしたほうがよいです。

ガソリン添加剤のメリット

安い費用でエンジン性能を回復、維持できる

ガソリン添加剤のメリットは安い費用でエンジンの性能を回復し、維持できることです。エンジンは非常に高価なもののため、内部の部品なども高くなってしまいます。オーバーホールをすると部品代や作業工賃など何十万円も費用が掛かってしまうのですが、エンジン添加剤は数千円で効果を出すため、大きなメリットとなります。

フューエル ワンの使用量の計算について(バイクなどの20L以下のタンク)

フューエルワン1本の容量は200mlです。

添加剤を入れる量

  • 燃料30~60Lに1本(200ml)を使用
  • 燃料が20L未満の場合は1%を超えないように入れる

車であれば、給油時に1本をそのまま入れてからガソリンを給油すれば問題ありません。

注意したいのは20L以下の容量のタンクのバイクなどに入れる場合です。

1%を超えないように添加と記載されているので、ガソリンタンクの大きさに0.01をかけてください。

ポイント

  • 10Lタンク(10,000ml)→100ml(フューエルワン約半分)
  • 15Lタンク(15,000ml)→150ml
  • 20Lタンク(20,000ml)→200ml(フューエルワン1本)
ホンダ CBR250RRのタンク容量は14L
ホンダ CBR250RR

例えばホンダ CBR250RRのタンク量は14Lですので、140mlになります。

20L以下のタンクに入れる場合は入れすぎはカブりの原因になるので軽量カップで計測してからタンクに投入してください。

L880Kコペンでのガソリン添加剤の体感

ボクのコペンは今まで3本のワコーズ フューエルワンを投入しました。

投入タイミング

  • 1本目は81,193キロで投入
  • 2本目は82,050キロで投入
  • 3本目は84,571キロで投入

体感として、アクセルを踏んだ時のエンジンの回転数の上がり方が鋭くなりました。MT車なのですが、エンジンの回転数がすぐに上がるようになったので、1速でのスタートも楽になりました

もともとが8.1万キロを走ったエンジンなので、添加剤を入れた効果は非常にわかりやすかったです。

ガソリン添加剤の使い方と入れるタイミング

ガソリン添加剤の使い方

ガソリン添加剤の使い方は簡単で、通常の給油時にガソリンタンクの給油口から添加剤を流し込んでください。

車は1本そのまま入れてしまえばよいですが、20L以下のタンク容量のバイクなどはあらかじめ計量してから別容器に入れて、給油時に流し込むようにすれば良いと思います。

ガソリン添加剤を入れるタイミング(連続使用について)

ワコーズのフューエルワンの入れるタイミングですが次に挙げた症状が気になる方は給油時に1本を投入してください。

こんな症状の人におすすめ

  • 燃費が悪くなってきた(走行距離過多、トロトロ走行)
  • アイドリングが不安定になっている
  • エンジンの吹けが悪い、または息つき、ノッキングをする
  • 加速が悪い、パワーが落ちている
  • 黒煙が多く、燃費が悪い(ディーゼルエンジン車)
  • 長期間使わないときの燃料腐食とタンク内部の錆が心配

初めて投入する方でワコーズがススメているのは、燃料タンクが空になったら連続して給油と共に2本目を使用することです。

私は1回の給油を挟んでしまいましたが、2本目の投入は800キロほど走行してから入れています。

ガソリン添加剤を使った後のエンジンオイルの交換について

ガソリン添加剤入りのガソリンを使い切ったらエンジンオイルとオイルエレメントの交換をおすすめします。

理由は、フューエルワンの効果で燃焼室、吸排気バルブ、インジェクターなどに蓄積したカーボン・ワニス・ガム質が溶け出し、エンジンオイルに溶け込むからです。

ガソリン添加剤を入れ過ぎた場合の対処法は

ガソリン添加剤を入れ過ぎると、エンジンの回転がなかなか上がらなかったり、アイドリングが不安定になったりすることがあります。ガソリン量の1%を超えない範囲で添加剤を使用するようにします。

入れすぎてしまった際には、タンク内のガソリン量を減らしてから再度ガソリンを加えて濃度を調整するようにします。

チェーンメンテ

エンジンコンディション維持には『フューエルツー』

ワコーズの『フューエルツー』について紹介します。フューエルワンがエンジンのクリーニング剤ならば、ワコーズの『フューエルツー』はコンディション維持剤です。

『フューエルワン』でエンジン内部のカーボン・スラッジなどの不純物を洗浄し、『フューエルツー』で潤滑性を向上させ、汚れの再付着を抑制する。この二つは目的が明確に違っています。フューエルワンを使った後にフューエルツーを入れ、エンジンのクリーンキープ!これで愛車のエンジンを綺麗に保つことで寿命を延ばすことができます。

『フューエルツー』について興味がある方は「ワコーズ『フューエルツー』のデメリットと効果や使い方について解説」をぜひお読みください。

合わせて読みたい

フューエルワンの以外のガソリン添加剤について

ガソリン添加剤は複数の種類があり、何を買っていいのか迷ってしまうと思います。

その中でも特に人気なのが、ワコーズ「フューエルワン」とシュアラスター「パワーショット」になります。

この2つを徹底比較もしてみましたので詳しくはこちらの記事「フューエルワンとパワーショットはどう違う?どちらが良い?2商品を徹底比較してみた!」をどうぞ。

関連記事

まとめ

今回の記事でガソリン添加剤の効果と使用方法について解説しました。

今回のポイントをまとめますと、次の通りです。

まとめ

  • フューエルワンのデメリットは2つあり、1つめは「1回の投入量を入れすぎると燃焼効率が落ちてエンジンがカブる症状が出る」2つめは「即効性や過剰な効果は得られない」こと
  • フューエルワンのメリットは「安い費用でエンジン性能を回復、維持できる」こと
  • 使用方法は簡単で、給油時に給油口から車であれば1本を流し込み、20L以下のガソリンタンクであればタンク容量の1%以下を流し込む

自分の愛車は長い期間、キレイな状態でいてほしいとオーナーであれば思うものです。

最近ちょっと元気がないなと愛車に対して思うのであれば1本試してみてはいかがでしょうか?

その他の記事の紹介

コペンについてその他にも記事を書いています。良かったらこちらの記事も読んでみてください。

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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