こんにちは、きゅうたろうです!
寒い冬の朝にエンジンを掛けようとスタートボタンを押しても、スターターが回らない。そんなバッテリー上がりに慌てるのは車に乗っていると一度は経験するもの。そんなバッテリー上がりを解決してくれるジャンプスターターについて解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 急なバッテリー上がりでも自動車が始動できるように備えておきたい人
- バッテリー交換のバックアップ電源を探している人
- アウトドアでスマホなどのモバイルの充電をしたい人
車のバッテリーは停車している時もわずかに放電をしており、長期間車に乗らない場合、バッテリーに溜まっていた電気がなくなってしまいエンジンを始動できないという事態が起こります。そんな問題の対処方法を、当ブログで自動車関連記事を100記事以上執筆しているボクが分かりやすく解説をします。
この記事を読めば、バッテリー上がりの対処方法やジャンプスターターの使い方や注意点が良く分かるようになります。
それでは、どうぞ!
バッテリー上がりとは
「バッテリー上がり」とは、何かしらの理由でバッテーリーに蓄えられた電気が減少し、エンジンがかからなく状態のことを指します。自動車はエンジンを動力として動きますが、燃料噴射を制御するコンピューター、カーナビ、エアコン、ヘッドライトなど実はいろんなところで電気を必要とします。エンジンを始動する時に使う「セルモーター(スターター)」も電気を使って動いており、バッテリーに電気がないとセルモーターが動かせずに、エンジンをかけることができません。
バッテーリー上がりの原因
バッテリー上がりを起こす原因は、様々ですが、代表的なケースをいくつか挙げてみましょう。
バッテリー上がりの原因
- 駐車時に点けたハザードランプを消し忘れ
- 室内灯を点けっぱなしにする
- ヘッドライトを点けたままエンジンを切る
- エンジンを切ったままカーナビのモニターを点けっぱなしする
- 長期間、自動車を動かさなかった(自然放電)
- バッテーリーが古くなった
バッテリー上がりの原因の多くは、電気を消費する機器の消し忘れで起こります。スーパーの駐車場でハザードランプを点けっぱなしにするなど心当たりがある人もいるのではないでしょうか。また、バッテリーはわずかですが放電をしており、長期間くるまを動かさないでいるとバッテリーに充電されず、自然放電でバッテリーの電圧が低下してしまいます。
また、バッテリー自体にも寿命があり、経年劣化することでバッテリー上がりを起こすこともあります。
バッテリーの寿命は
バッテリーを交換する時期は乗り方などによっても変わってきますが、車のタイプによってだいたい次のようになります。
車のタイプ | 交換目安 |
---|---|
一般的な車 | 2~5年 |
アイドリングストップ搭載車 | 2~3年 |
ハイブリッド車 | 4~5年 |
交換目安に幅があり、交換時期を判断するには次のポイントで判断をしてください。
バッテリー交換時期
- エンジンがかかりにくくなった
- ヘッドライトが暗くなった
- バッテリー液が無色透明から濁って変色した
- バッテリー電圧の低下(12.5V以下は注意が必要)
- アイドリングストップが機能しない
バッテリー上がりが冬場に多い理由
バッテリーは、バッテリー液(希硫酸)が化学反応を起こすことにより、電気の充電や放電を行います。
しかし、バッテリー内部の温度が低くなると化学反応が鈍くなってバッテリーの性能が下がってしまいます。そうすると電気を蓄える力が弱まり、電圧も上がらなくなって、エンジンスターターを回せなくなってしまいます。
バッテリーはとにかく寒さに弱く、寒い地域で販売されている「寒冷地仕様車」には特別に容量の大きなバッテリーが搭載されています。
L880Kコペンのバッテリー
ボクはダイハツのオープン軽スポーツのコペンに乗っています。コペンのバッテーリーサイズやおすすめのバッテリーについて詳しく知りたい人は「L880Kコペンのバッテリー交換方法の解説!バッテリーサイズは?おすすめは?交換方法は?」をぜひお読みください。
冬の必需品アイテム
寒い冬に向けて、バッテリー上がり以外にも凍結道路などに備えて冬対策アイテムの準備はいかがでしょうか?
「冬の必需品!冬対策のためのおすすめ冬カー用品11選」に詳しくまとめてみましたので、興味のある方はぜひお読みください。
バッテリー上がりの対処方法
もしバッテリーが上がってしまったらどんな対応をすればよいのでしょうか。
ロードサービスを利用して始動してもらう
JAFに加入している人はJAFのロードサービスを利用して、エンジン始動をしてもらいましょう。JAFに加入していなくても、自動車の任意保険にサービスとしてロードサービスが付帯している場合も多いので、ご自分の保険会社に連絡をするのも手です。
ご自分の自動車保険を見直したいならSBIホールディングが運営する『インズウェイブ』で比較見積をしてみてはいかがでしょうか?
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ブースターケーブルでほかの車から電気を分けてもらう
バッテリー上がり時にジャンプスターターが無くても、ブースターケーブルがあれば他の車のバッテリーから電気を分けてもらい、エンジンを始動させることができます。ケーブルと救援車があればできるので、トランクルームにブースターケーブルは積んでおくと便利です。自分も助けてもらえますし、他の車を助けることもできます。実際にボクも、3回これで他の車を助けたことがあります。電気がないとエンジン始動ができないので大変感謝されます。
ブースターケーブル繋げ方
- 【故障車】のプラス端子に赤いケーブルをつなげる
- 「救援車」のプラス端子に赤いケーブルをつなげる
- 「救援車」の-端子に黒いケーブルをつなげる
- 【故障車】のエンジンブロックなどの金属部かバッテリーの-端子に黒いケーブルをつなげる
- つなぎ終ったことを確認し、「救援車」のエンジンのみを始動して5分ほど待ち【故障車】のエンジンをスタート
- 外すときには逆の順序でケーブルを外していく
ジャンプスターターを使う
バッテリー上がりにはジャンプスターター(車専用モバイルバッテリー)を利用すると自分でエンジンを始動することができます。寒冷地に出かける場合などはスターターを積んでおくと安心です。
フィリップスジャンプスターターDLP8086の製品概要
ジャンプスターターでおすすめするのが『フィリップスジャンプスターターDLP8086』です。高い品質管理のもと、安全機能も充実しており安心・安全に使うことができます。
フィリップス社とは
1891年にオランダで設立された130年の歴史を持つ会社。日本では電気シェーバーや電動歯ブラシの知名度が高いが、医療関連機器や電気機器の製造販売を世界規模で行っている大企業である。
製品スペック
DLP8086のスペック
- サイズ:152(L)x 81(W) x 33(H)mm
- 重量:400g
- 電池タイプ:充電式リチウムイオンポリマー
- 電池容量:12000mAh
- 電流値:始動時:300A、ピーク時:800A
- 付属品:本体、ジャンプスターターケーブル、Micro USB充電ケーブル、専用ケース、取扱説明書(保証書付属)
- その他:PSE認証、UN38.3認証、各種保護回路
製品特長
PHILIPS バッテリー ジャンプスターターは800Aピーク電流で12000mAh大容量バッテリーが搭載しており、12V車なら全般対応できます。6.0Lまでのガソリン車、3.0Lまでのディーゼル車もジャンプスタートできます。芝刈り機、オートバイク、船や普通乗用車、SUV、ピックアップトラックなどの緊急時に予備電源として活用できます。
リチウムイオン電池を使用しているため、安全面にも配慮が必要ですが、PHILIPS バッテリー ジャンプスターターは発火事故を防ぐため「短絡保護、過充電保護、過放電保護、逆接続保護、逆充電保護、過電流保護、過熱保護、逆極性保護」の8大保護機能を搭載しています。
優れた防塵性設計、頑丈で強化されたケースは、あらゆる環境に耐えることができます。外での使用となるため、防塵設計は非常に便利です。
バッテリー充電器で復活!
バッテリー上がりをしたバッテリー、充電器を使えばまだ使えますよ。車のバッテリー充電なら、車もバイクも充電できるメルテック 『全自動パルスバッテリー充電器12V専用MP-220』がおすすめです。
メルテック充電器の特長
- パルス充電機能付き
- 停止まで行う全自動充電
- 充電クリップをバッテリーに繋ぐときに火花が出ない
- 7つの保護回路で安全・安心
- 幅広い車種の充電ができる
初心者でも簡単に使え、1秒間に1,000回もの振動を与える「パルス充電」でバッテリー機能の回復もできます。
メルテック 『全自動パルスバッテリー充電器12V専用MP-220』についてもっと詳しく知りたい人は「車もバイクも充電できるメルテック 『全自動パルスバッテリー充電器12V専用MP-220』!効果や使い方、デメリット・注意点について解説」をぜひお読みください。
DLP8086の取り扱い説明書
DLP8086の取り扱い説明書はこちらから参照できます。
ジャンプスターター以外の利用法
バッテリー上がりはそんなに頻繁に起こることではありません。でも、安心してください。『フィリップスジャンプスターター』は多機能ポータブルバッテリーとして開発されているため、ジャンプスターター以外の用途でも活躍してくれます。
まずは、ライトとして使うことができます。3種類のモードを搭載しているLEDライトは、SOSモード、ストロボ点滅モード、スポットライトモードに切り替えられ、暗い環境の下でも楽々作業できます。最大72時間点灯できます。アウトドアやキャンプでのちょっとした明かりとして使えるのは便利ですね。
12,000mAhの大容量で、2つのUSBポートも備えているため、スマホなどの充電も余裕で出来ます。コンセントのない場所で充電の心配をしなくてよいので、アウトドアを楽しむ人は準備しておくことをおすすめします。
フィリップスジャンプスターターの使い方
『フィリップスジャンプスターター』の使い方について説明をします。
使い方はシンプルです。
ジャンプスターターの使い方
- ジャンプスターターケーブルを本体に差し込む
- 赤クランプを車のバッテリーの+極(赤いカバーが付いた端子)につなぎ、続いて黒クランプを車のバッテリーの-極に接続する
- エンジンを始動
- 黒クランプ、赤クランプの順番でケーブルを外す
フィリップスジャンプスターターの注意点
フィリップスジャンプスターターを使用する上での注意点は次のとおりです。
車載保管は本体が高温にならないように注意
ジャンプスターターなので、保管はもしもの時に備えて車に積んでおきたいという人もいるでしょう。その場合に保管方法については注意が必要です。
仕様書では動作温度は-20℃〜60℃です。極低温は寿命の低下や放電の進行が大きいので、車室内常備は避けた方が良いと思います。高温環境だと発火のリスクもあります。
充電については充電インジケータ4つのうち、点灯が3つになったら充電して下さい。バッテリーは使用しなくても自然放電をしているので、1か月に1回はインジケーターの確認をしたほうが安心です。
充電アダプターは付属しない
ジャンプスターターへの充電はMicroUSB経由で行います。MicroUSBケーブルは付属しますが、充電器は付属していないので注意が必要です。
スマホの充電器で充電できるので、手元にある人はそれを代用して使ってください。
まとめ
今回の記事では、急なバッテリー上がりに自分でエンジン始動ができる『フィリップスジャンプスターター』の使い方や注意点について丁寧に解説をしました。車はガソリンが満タンでもバッテリーに溜めた電気が無いと動かすことができません。バッテリー上がりは突然にやってくるものです。そんな時にも慌てないようにジャンプスターターを準備しておけば安心です。
普段ジャンプスターターとして使わなくても、緊急用のライトとしてやモバイルの充電器としても使用できるので、埃をかぶって倉庫に眠ってしまうということはありません。
フィリップスの安心・安全なジャンプスターターを1つ準備してみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。