IGTフレームにセットし煮込み料理もできる石油こんろスノーピーク「タクード」の特長や使い方、デメリットや注意点を解説

こんにちは、きゅうたろうです！

アウトドアでも暖かな空間を作りたい！いっしょに料理もできるような便利なコンロはないかな？と悩んでいませんか？今回はIGTフレームにセットし煮込み料理もできる石油こんろスノーピーク「タクード」の特長や使い方、デメリットや注意点を解説します。

寒い季節に重宝するのが石油こんろです。今回はそんな石油こんろを、当ブログでアウトドアに関する記事を100記事以上執筆しているボクが、分かりやすく丁寧に説明をします。

この記事を読めば、寒い季節も温かく、アウトドアライフを過ごすことができるようになりますよ！

それでは、どうぞ！

アイアングリルテーブル（IGT）とは？

アイアングリルテーブル（IGT）はsnowpeakが提案する、「自分の好みに応じてダイニングキッチンやリビングをフィールドで実現できるユニットシステムのテーブル」です。アルミフレームの枠の中に人数やスタイル、調理の目的に合わせてギアをセットすることができます。

テーブルとバーナーや石油こんろなどを組み合わせることで、アウトドアでも本格的な機能性のあるキッチンをセットすることができ、アウトドアでの料理の楽しみ方の幅を広げることができます。

スノーピーク「タクードKH-002BK」の特長

スノーピーク「タクードKH-002BK」は灯油を燃料として使用する石油こんろです。IGTフレームにセットすれば、上部に鍋を乗せて、煮込み料理をすることもできます。また寒い時に暖をとることも可能です。

燃料タンク容量は3.1Lで、出力は2.15kw（1,800kcal／h相当）です。約15時間の燃焼継続時間があるので、1～2泊程度のキャンプで使用するなら途中給油なしでも使えるでしょう。

安定した燃焼と、酸素不足による不完全燃焼を防ぐために、シェルター(リビングシェルなど)・2ルームシェルター(ランドロックなど)で使用するようにしてください。

◆スペック

点火方式	点火棒（マッチ等）,ライターによる
使用燃料	灯油（JIS1号）
出力	2.15kw（1,800kcal／h相当）
燃料タンク容量	3.1L
燃焼継続時間	約15時間
外形サイズ【高さ×幅×奥行】	33.4㎝×37.1㎝×35.8㎝
重量	約6㎏

スノーピーク「タクードKH-002BK」のレビューコメント（口コミ）

煮炊きもできるコンパクトストーブ

暖房器具のみならず、煮炊きとしても重宝します。寒い季節はIGTにセットして鍋をしたり料理をしながら暖を取れます。大きさもコンパクトで満タンに入れれば1番は持ちます。灯油は入れっぱなしで持ち運ぶと漏れるので空にしてから運ぶのをお勧めします。

snowpeak HP

調理器具＋α

レインボーストーブ比コンパクトなサイズ感が魅力で、車載に最適。
暖を取るには少々チカラ不足。
名前の通り、煮炊き用の調理器具としては抜群の性能。プラスαの機能でテント内を温めると考えるのが良いと思います。熱気が上方向のみで、横に飛ばないイメージです。暖を取るのはレインボーの方が上。
火力を最強にしても、一晩余裕な燃費性能には満足しています。

snowpeak HP

冬キャンプの必需品

昨年の冬キャンプから2ルームエルフィールド と一緒に使用しています。今年で2シーズン目。タクードをIGTにセットして、鍋料理もお手軽に作れます。我が家の冬キャンプ必需品になりました。石油ストーブとしての使い方は推奨されていませんが、サーキュレーターと組み合わせれば幕内は暖かくなります。寝る前には湯たんぽのお湯もタクードで沸かしています。

snowpeak HP

スノーピーク「タクードKH-002BK」の使い方

スノーピーク「タクードKH-002BK」の使い方について解説をしていきます。

まずは点火の手順からです。

【点火手順】

1. 給油口ふたを開けて、灯油を「満」の位置まで投入したら、しん調整つまみを「燃焼」の方向にゆっくり回します。完全に止まるまでしん調整つまみを回してください。
2. 燃焼筒つまみを持ち上げ、マッチや市販の点火用ライターでしんに点火します。
3. 火か着いたことを確認したら、燃焼筒つまみを左右に２～3回動かし、燃焼筒が正しく調整器にセットされているか、しんの上に乗っていないかなどの燃焼筒のすわりを必ず確かめてください。火が着いたことを確認したら、しん調節つまみを少しだけ（点火した火が消えない程度に）消火の方向に回してみて、引っかかりなくスムーズにしんが下げられることを確認してから、もう一度しんを上げて使用してください。しん調節つまみがスムーズに回らないときは、燃焼筒を持ち上げて、しんを完全に下げてから、点火操作を始めからやり直してください。

【炎の調整】

スノーピーク「タクードKH-002BK」の炎は拡炎板から炎が0～2㎝出る状態にしてください。オレンジ色の炎は異常燃焼ですので、しん調整つまみを回して炎の調整をしてください。

【消火の方法】

消火する場合は、しん調整つまみを「消火」の方向にゆっくり止まるまで回してください。速く回すと臭いが出やすくなるので、ゆっくり回して消火するのがポイントです。

スノーピーク「タクードKH-002BK」デメリットや注意点

スノーピーク「タクードKH-002BK」デメリットや注意点は次のとおりです。

燃料は灯油です！

スノーピーク「タクードKH-002BK」は必ず灯油（JIS1号灯油）を必ず使用してください。不良灯油（変質灯油、不純灯油）は絶対に使用しないでください。

変質灯油とは

●昨シーズンより持ち越した灯油。
●温度の高い場所で保管した灯油。
●日光の当たる場所で保管した灯油。
●乳白色のポリタンクで保管した灯油。
●灯油用ポリタンクのふたが開けてあった灯油。

不純灯油とは

●水やごみなどが混入した灯油。 使用禁止 ●ガソリン、軽油、シンナー、天ぷら油、機械油などが混入した灯油。
●灯油以外の油を入れたことのある容器に保管した灯油。
●水抜剤や助燃剤を添加した灯油。

ガードの上にのらない、小さななべやかんを使用しない

スノーピーク「タクードKH-002BK」は燃焼筒の上に直接なべ、やかんなどをのせないでください。　なべややかんを燃焼筒の上にのせると、異常燃焼を起こします。

シェルター(リビングシェルなど)・2ルームシェルター(ランドロックなど)で使用する

スノーピーク「タクードKH-002BK」はテント内での使用は酸素不足による不完全燃焼、タープ(側面にパネルのあるタープ含む)内での使用は風の影響により異常な炎が出て危険です。絶対に使用しないでください。

まとめ

今回の記事はIGTフレームにセットし煮込み料理もできる石油こんろ、スノーピーク「タクード」の特長や使い方、デメリットや注意点を解説しました。

スノーピーク「タクード」は灯油を燃料として使う高効率石油コンロです。IGTフレームにセットして使うことができ、3.1Lの燃料タンクは約15時間の燃焼ができます。

秋から冬の寒い季節に活躍するスノーピーク「タクード」は、煮込み料理をしながら暖が取れます。暖かなアウトドアライフを過ごしたい方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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