こんにちは、きゅうたろうです!
安い費用で馬力アップできないかな?もっとエンジンが気持ちよく回るようにしたいな?という悩みをもっていませんか?
そんな悩みにお答えできるように、今回の記事ではコペンL880Kのヒューズ全交換の費用と効果について解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
・ヒューズ交換の費用と効果を知りたい
・ヒューズ交換方法を知りたい
ヒューズ交換をすると馬力があがる、オーディオの音が良くなるといったことをネットで目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
レーシングドライバー織戸学選手が自分のAE86をシャーシーダイナモに乗せてヒューズ交換の前後の馬力計測をするYouTube動画も上げおり、実際に馬力も上がっていました。その動画に興味がある方は下記をどうぞ。
ボクのコペンは13年ほど経過しているため、ヒューズの劣化も進んでいるので、今回全ヒューズを交換し、効果とかかった費用をレビューしたいと思います。
この記事を読めば、コペンのヒューズ交換の費用と効果がわかりますよ!
それでは、どうぞ!
Myコペン紹介
ボクのコペンは2008年式でL880Kという初代のコペンになります。MT車で購入時は走行距離81,200キロ、乗り出し価格は93万円。2019年9月に購入しました。
L880Kというコペンは現在新車で販売されている軽にはない、660ccの4気筒エンジンという特徴があります。このエンジンがアクセルを踏むとスルスルと回転数が上がって気持ちいいんです。
ちょこちょこ自分でメンテナンスや、カスタムパーツの取り付けもやっています。
※関連記事紹介:ボクのコペンを所有してみての感想を次の記事にまとめていますので良かったら読んでください。
L880Kコペンの外観と内装がボクは好きなので、なるべく純正らしさを活かしたカスタムをしています。
ヒューズの役割
そもそもヒューズとは何なのでしょうか?そしてどんな役割をしているのでしょうか?まずはヒューズの役割について解説します。
写真は平型(ひらがた)ヒューズというタイプを例にしています。
ヒューズには溶断部、絶縁体、端子があり、ヒューズの頭部分に数字が書かれており、定格電流になります。
10と記載があれば10A(アンペア)以下が定格電流となります。
ヒューズとは、一般的に電気系パーツ同士やバッテリーなどを接続するケーブル(電線)などの間に取り付けられる部品のひとつです。
自動車のみでなく、家電品など電気を使用する機器の多くに取り付けられています。
自動車はナビやライト、パワーウィンドウなど以外にもエンジンの制御にも電子部品が使われています。
ヒューズの役割は、過剰な電流で故障しないように経路(溶断部)を切断して電気の流れをシャットダウンすることです。
この溶断部が切れて電流が流れなくなった状態を「ヒューズが切れた」といっているのです。
ヒューズの種類
ヒューズはいくつか種類があり、車種によっても使われているヒューズが違います。
ヒューズの種類について解説します。
01 平型(ひらがた)ヒューズ
最近の国産車では、ヒューズも小型化をしており、「平型ヒューズ」はほとんど使われなくなっています。
02 ミニ平型(ミニひらがた)ヒューズ
L880Kのコペンにはこちらのヒューズが使われています。
03 低背(ていはい)ヒューズ
最近の自動車で一番多いのは、もっとコンパクトな低背(ていはい)ヒューズです。
端子部分長さは短くなり、大きさもミニ平型ヒューズよりさらに小さくなっています。
04 スローブローヒューズ
モーターに使われるヒューズ。コペンにも使用されています。
モーターは電源投入時に定格より大きな電流が流れるため、過電流時にすぐ溶断する従来のオートヒューズでは対応ができず、新たなヒューズを必要とされました。
大電流が流れてもゆっくりと温度が上昇し、すぐには切れないのがスローブローヒューズというわけです。
ヒューズの寿命
ヒューズには定格電流がそれぞれ設定されていると先に解説をしました。
しかし、何年も使用していると、定格以下の電流の場合であっても、やわらかくなり、自重によってヒューズが変形して全長が伸び、断面積が小さくなります。
断面積=定格電流なので、例えば10Aのヒューズは使用している間に徐々に
9A、8A、7Aと切れる電流が低下していきます。
定格電流であっても熱による変形が進むのでヒューズの寿命は10年程度といわれています。
コペンL880Kの使用ヒューズ
コペンのヒューズを全交換するには下記のヒューズが必要となります。
国内メーカーのヒューズであっても購入費用は4,500円ほどあれば購入できます。
海外製のものであればもっと安く済ませることも可能ですが、せっかく交換するのであれば国内メーカーのものを使用しておくと安心でしょう。
使用ヒューズ
ミニ平型
7.5A 4個
10A 9個
15A 7個
20A 1個
スローブローヒューズ
30A 4個
40A 2個
50A 1個
60A 1個
ボクは太平洋精工さんのヒューズを使用しました。
ポイント
1961年創業のヒューズ最大手の太平洋精工は国内シェア91% 海外シェア48%。
コペンのヒューズボックスの場所は2か所
コペンのヒューズボックスは車内の運転席右下のカバーを開けるとあり、もう一つはボンネット内の右奥にあります。
L880Kコペンのヒューズ配置図
L880Kコペンのヒューズ配置は次の写真を参考にしてください。
車内のボンネット内もカバーがかかっていますが、手でガコッと簡単に外すことができます。
ヒューズの交換方法
交換方法
- バッテリーのマイナス端子は外さずにそのまま交換で問題ありません
- ラジオペンチでヒューズのプラスチックの頭部分をつまんで引っ張れば抜けます
溶断部が細くなっているかは目視では判断ができませんでしたが、どのヒューズも端子部分は茶色く錆が出ていました。
接点復活剤の塗布
ヒューズ交換の際に、さらに効果を発揮するように接点復活剤を端子に塗って取り付けをしました。
接点復活剤の特徴
- ほんの少量で電気接点が活性化し、通電機能を回復させ効果が長時間持続します
- 潤滑性も良く、接点の摩耗を防ぎます
接点復活剤の通電原理
一般的に金属の表面は、大きく拡大してみるとボコボコとした状態となっており、コネクタなどの電気接点は金属の凸部分の「点」のみで通電しているため、接触抵抗が一定でない不安定な状態となっており、本来伝えられるべき電気信号の多くが欠損しています。
接点復活剤はそのボコボコした表面を薄い油膜で覆い、接点同士がぴったりと密着するため接点面積が拡大して通電効果が高まります。
ヒューズ交換の効果と費用
ヒューズを交換した効果ですが、アクセルの動きに合わせてエンジンレスポンスが上がり、ブーストが掛かるまでのエンジントルクがアップしたのを感じます。坂道発進がスムーズになり、車が軽くなったようです。
オーディオには手を入れていないので、音質が良くありません。オーディオの変化はわかりませんでした。
ヒューズ交換の費用は4,500円ほどでした。
とてもコストパフォーマンスが良いカスタムとなりました。
ヘッドライトを磨く
コペンは生産から10年以上が経過し、外装も経年劣化で痛んでいる個体も多いのではないでしょうか?特に車の顔であるヘッドライトがくすんで黄ばんでしまうと、より一層古く見てしまいます。でも大丈夫です!ヘッドライトクリーナーを使えば透明でつるつるピカピカのヘッドライトが復活します。興味のある方はこちらの記事「ヘッドライト磨き!黄ばみ・くすみを簡単に取る 超おすすめヘッドライトクリーナー5選」をぜひ読んでみてください。
コペンは販売終了から10年以上が経過して、希少価値が高まっている
コペンは軽自動車の電動ルーフ格納ができる唯一のオープンカーということで、非常に人気の高い車です。
特に初代と呼ばれるL880Kコペンは現行の車には存在しない4気筒ターボエンジンというスムーズかつパワフルなエンジンを積んでいます。
希少価値のあるコペンを売却しようと考えているのであれば車一括査定を使ってみるのはどうでしょうか?
車一括査定について詳しく解説した記事はこちらになりますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
まとめ
今回の記事でL880Kコペンのヒューズ交換の費用と効果について説明しました。
今回のポイントをまとめますと、次の通りです。
まとめ
- ヒューズの寿命は10年ほど
- コペンはミニ平型ヒューズとスローブローヒューズが使用されていて4,500円の費用で揃う
- エンジンレスポンスアップの体感ができた
まだヒューズ交換をしたことがないという方は、ヒューズの全交換をしてみてはいかがでしょうか?
同じコペン乗りの方のコペンライフが豊かになれば幸いです。
【その他の記事についてご紹介】
今回の記事のほかにもコペンのカスタムやメンテナンスについて記事を書いています。
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。