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ゴッドハンド『アルティメットニッパー5.0』の特長や使い方、手入れについて解説

ゴッドハンド(GodHand) 『アルティメットニッパー5.0』品番: GH-SPN-120

こんにちは、きゅうたろうです!

模型やプラモデル作成のパーツをランナーから切り出すときに切り口が切れに切れずに白化したりと、切断面を綺麗に切り取る方法はないかと悩んでいませんか?そんな時はゴッドハンド(GodHand) 『アルティメットニッパー5.0』(GH-SPN-120)をおすすめします。

きゅうたろう

この記事は以下のような人におすすめ!

  • パーツの切り取り面の白化を抑えたい人
  • 片刃ニッパーについて詳しく知りたい人
  • プラモデル作成用のニッパーを探している人

ランナーからのパーツの切り出しは大変な作業、切り出した後の切り口の処理も面倒な作業の一つです。今回の記事では、当ブログで工具やケミカル用品などの記事を100記事以上執筆しているボクがゴッドハンド(GodHand) 『アルティメットニッパー5.0』について分かりやすく解説をします。

この記事を読めば、ゴッドハンド(GodHand) 『アルティメットニッパー5.0』の特長や片刃ニッパーの使い方や手入れ方法がよく分かるようになりますよ。

それでは、どうぞ!

片刃ニッパーとは

片刃ニッパーが切れ味が良い理由

『片刃ニッパー』とは「切刃」と「まな板刃」からできており、刃の片側だけがカットできる切刃になっているニッパーのことを指します。まな板刃が切断したい対象物を支え、切刃がカットするためパーツの断面を綺麗に揃えることができるメリットがあります

切れ味も鋭く、切ったパーツの切り口が白化を抑えることができるのもメリットの一つです。刃が薄いため、無理な力をかけすぎると刃がかけやすいというデメリットもあります。ランナーからの切り出しは両刃ニッパーを使用して、二度切りで片刃ニッパーを使用すると刃を痛めにくいです。

ゴッドハンド(GodHand) ってどんなメーカー

ゴッドハンドロゴ

2010年に工具メーカー・株式会社ツノダの子会社として出発したゴッドハンドはニッパーや作業工具の開発、製造を行っている会社で、新潟県燕市に本社を置いています。ランナーからパーツをスパッと切り取る『アルティメットニッパー』を開発し、現在も多数の工具を開発製造販売している会社です。

ゴッドハンドの公式Twitterはコチラ

ゴッドハンド『アルティメットニッパー5.0』(GH-SPN-120)の特長

ゴッドハンド『アルティメットニッパー5.0』(GH-SPN-120)の特長

ゴッドハンド『アルティメットニッパー5.0』の特長について見ていきましょう。

アルティメットニッパーのアイテム解説

アルティメットニッパーはゲートカットに特化して「究極の切り口」を追求したニッパーです。
Φ3mmほどのランナーをスライスカットしてみると、スルスルと刃が入っていき、ほとんど音もなく切り終わります。
切れ味がいいので、デザインナイフで削いだような滑らかな切断面を得られ、プラスチックの白化(断面が白くなってしまう現象)を最小限に抑えます。
一般的なニッパーに比べると切断跡が断然きれいなので、プラモデルを塗装せずに完成させたい人にもオススメです。

切断能力

  • 対応素材:プラスチック(PS樹脂、PP樹脂、ABS樹脂、PE樹脂)のみ切断可。
  • 切断能力:Φ3mm以下の対応素材のみ切断可。ただし透明・半透明のPS樹脂は硬いため、Φ1mm以下に限定。

塗装する人にとっても、パーツに刃を沿わせてゲートを残さず切っても切断跡がえぐれないので、ヤスリやナイフによるゲート処理が最小限で済み、大幅な時間短縮ツールとして活躍します。
細かいパーツを切り出す際にも、パーツがパチンと飛んでいくことが少なく、飛んで行ったパーツを探す手間からも解放されます。
Φ3mmのプラスチックを切る際の力の目安は2kg以下です。(一般的なニッパーは3.5kg~10kg)

製品情報:GH-SPN-120

  • 材質:特殊工具鋼(神戸製鋼所製)
  • 全長:約120mm ・重量:約60g
  • 刃部硬度:HRC58以上
  • 片刃仕様
  • 刃折れ防止ストッパー
  • 開き過ぎ防止ピン
  • バネ付き
  • ソフトグリップ
  • オリジナルニッパーキャップ付属

特長①:『アルティメットニッパー5.0』は片刃構造で切り口が綺麗

『アルティメットニッパー5.0』は片刃構造で切り口が綺麗

『アルティメットニッパー5.0』は「切刃」と「まな板刃」からなる片刃構造で、素材をまな板刃で支えて、極薄刃で切り落とすため白化せずに綺麗な切り口になります。また、アルティメットニッパーの命ともいえる、ナイフのように薄く鋭利な「切刃」は、刃物で有名な新潟県「燕三条」の職人が、1本1本丁寧に刃付けと刃研ぎを行うことで生み出されていますMade in Japanの信頼の高い製品です。

特長②:『アルティメットニッパー5.0』は刃に負担をかけない構造と作業性がすごい

『アルティメットニッパー5.0』は刃に負担をかけない構造と作業性がすごい

『アルティメットニッパー5.0』は刃折れ防止ストッパーが付いているので、グリップを強く握りすぎて刃部に過剰な力がかかるのを防いでくれます。アルティメットニッパーの鋭い刃は薄く鋭利に作られているので、刃こぼれしやすいため、この安全機能は安心です。

『アルティメットニッパー5.0』は作業性にもこだわりがあり、バネと開き過ぎ防止ピンで、繰り返しの握ったり放したりの作業が楽にできるようになっています。多数のランナーからの切り出し作業が発生するので、この機能は作業効率を上げるのに役立ちます。

『アルティメットニッパー5.0』のレビューコメント

良く切れる。以前、製造メーカーが楽天専売時代に購入した訳あり品(通常使用には問題ない規格外品)を10年近く現役で使っていますが正規品を使った事が無いので購入してみました。

メーカー規格を通った正規品なので当然ですが気持ち良い位に良く切れる。というより、正規品と訳あり品は、凝視してほんの僅か1㎜に満たない位刃が短いのかなぁ?という一般人が見た所で殆ど解らないレベルの違いですら規格外にしてしまう徹底した品質管理に、メーカーの品質に関しての妥協はしないという拘りと心意気を感じました。

小難しい説明が色々書いてありますが普通にニッパーとして使っていれば刃が欠けたりしないので価格で二の足を踏んでいる人も一度は試してみる価値のある製品だと思う。

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きれいに切れる。うまく切るとほぼ後処理が不要なぐらいきれいに切れます。ほとんど白化しないのでいい感じです。当たり前だけど角度間違えると後処理必須。

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評判通り。初めて購入しました。評判通りによく切れます、切り心地も良く白化も気持ち軽微になりますが、私程度の腕ではマストバイアイテムとまでは・・・

デザインナイフとヤスリの出番が全く無くなるわけではないので期待したほどの時短にはなりませんでした。タミヤの薄刃とこれで2度切りして使ってますが次はブレードワンでもいいかなと思いました。

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初心者にもオススメ。切れ味は良く、切り心地は心地良いです。雑に切ると白化する事もあるので、万能では無いですが、普通に使えばパーツはほとんど白化しません。ニッパーはピンキリで、性能さえ気にしなければ100均でも売ってますが、初心者にこそ使って欲しいアイテムです。

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アルティメットニッパーの使い方

アルティメットニッパーの使い方はゴッドハンドの公式動画が参考になります。アルティメットニッパーの持ち方から、ランナーからの切り出し方法まで、丁寧に分かりやすく解説しています。

アルティメットニッパーの注意点

ゴッドハンド『アルティメットニッパー5.0』(GH-SPN-120)

片刃ニッパーの使う際の注意点について説明をします。

刃が薄いため、刃に負担をかけない切り方を意識しましょう。グリップ握って力をかけるときもゆっくりと力を加えることでパーツの断面の白化も防ぐことができます。

片刃ニッパー使う時の注意点

  • 捻らない
  • 硬い物は切らない
  • 刃より長い物は切らない
  • 刃の先端だけ使って切らない

アルティメットニッパーのメンテナンス方法(手入れ方法)

アルティメットニッパーの刃は切れ味を保つことが大切です。長く使っていくためのお手入れ方法について解説をします。

「切刃」の刃先には、直接手を触れないでください。「切刃」は鋭利な刃物ですので、ケガのおそれがあります。また皮脂はサビの原因になります。金属部分に直接触った場合は、指紋などをきれいに拭き取り、防錆油を塗るようにしてください。

湿気もサビの原因となるので、梅雨時などもこまめに油を塗ってください。可動部の潤滑性能が落ちると軸が摩耗し、ガタつきによる切れ味の低下につながります。可動部には定期的に潤滑油を差すようにしてください。

潤滑と防錆を行うのであればスズキ機工の『LSベルハンマーゴールド』がおすすめです。

ベルハンマーゴールドの効果は次の4つです。

4つの効果

  • 潤滑
  • 防錆
  • 防湿
  • 浸透

ベルハンマーゴールドは一般の潤滑剤と何か違うのかというと、大きな違いは「潤滑性能と金属への作用」です。

まず潤滑性能についてですが、金属の表面は一見キレに見えても顕微鏡でみると表面は凸凹しており、この凸凹が金属同士の摩擦となり悪影響を与えます。一般的な潤滑剤に含まれる潤滑剤のフッ素やモリブデンは分子が大きく金属の隙間に入りません。しかしベルハンマーは分子構造が小さいため、金属同士の隙間にスルっと入ります。これが高い潤滑性能を生んでいます。

続いて、金属への作用ですが、ベルハンマーはが金属同士の隙間に入ったあと、【極圧剤】が金属と反応してツルツルの被膜を形成します。この被膜は油が無くてもなくならず、これが高い潤滑性を持続させます。

ベルハンマーゴールドについてもっと詳しく知りたい人は『LSベルハンマーゴールド』は優秀すぎて使ってはいけない!効果やメリット・デメリットを解説」をぜひお読みください。

合わせて読みたい

まとめ

今回の記事では、ゴッドハンドの『アルティメットニッパー5.0 GH-SPN-120』について特長、使い方、お手入れの方法について分かりやすく解説をしました。

アルティメットニッパーは鋭い切れ味の片刃構造で、ランナーからパーツをスパッと綺麗にきりとり、切り口の白化も抑える優れたニッパーです。注油のメンテナンスや、正しい使い方をすれば長く使えるアイテムですので、模型やプラモデル製作を長年やっている方、これから始める初心者の方と幅広い方におすすめできます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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