こんにちは、きゅうたろうです!
ケルヒャーの高圧洗浄機を使って洗車を楽にしたいけど、デメリットはないの?ケルヒャーのアイテムは種類が多くて何を買ったらいいかわからないな?と悩んでいませんか?今回の記事では高圧洗浄機のケルヒャーは何を選んだら良いか、ケルヒャーの高圧洗浄機を洗車で使う方法、注意点などをわかりやすく解説します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- ケルヒャーの高圧洗浄機が欲しいが何を買ったらいいのかわからない人
- ケルヒャーを使って洗車をすると本当に綺麗になるのか知りたい人
- ケルヒャーK2サイレントについて詳しく知りたい人
- 高圧洗浄機を使う上での注意点やデメリットを知りたい人
ケルヒャーはテレビCMや店頭でよく見かけるアイテムですが、決して安いものではないので購入を迷ってしまう人は多いと思います。そこで今回は当ブログで車関連の記事を100記事以上執筆しているボクがケルヒャーのメリット・デメリットをお伝えしたうえで、おすすめアイテムや使い方を分かりやすく解説をします。
この記事を読めば、ケルヒャー(KARCHER)のアイテム選びに迷わなくなり、高圧洗浄機をうまく使うことができるようになりますよ。
それでは、どうぞ!
高圧洗浄機とは何?
高圧洗浄機は、水道水に圧力をかけ水道水の約40倍の圧力で水を洗浄対象に吹き付けることで、手でのこすり洗いでは落としきれないこびり付いた頑固な汚れを落とすことができる掃除機器です。水を使うので、屋外や水に濡れても良い場所などの清掃に適しています。
ケルヒャーの高圧洗浄機は水が均一に出るので、ムラなく綺麗に短時間で汚れを落とすことができます。また水道水使用量は水道ホースでの洗浄と比べて約70%削減されますので節水で環境にやさしい洗浄方法です。
高圧洗浄機はどんなところで使えるの?
車の洗車以外にも、ベランダや玄関のタイルの黒い汚れ、網戸や家の外壁などいろんなところを綺麗にすることができます。高圧洗浄機はプロが使う業務用のイメージが強いですが、ケルヒャーは家庭用の機種も多数ラインナップしています。比較的簡単に使うことができるので安心してください。
ケルヒャーはどんな会社
ケルヒャーはドイツに本社を置く会社で、1935年に創業をしました。当初は航空機のエンジンを温める暖房用のヒーターを開発、販売しており事業を拡大しました。高圧洗浄機は1950年に開発を成功し、その後掃除機器専業メーカーとして成長を続け、現在に至ります。70年以上に渡り高圧洗浄機を開発・販売し続けているからこそ、ケルヒャーの高圧洗浄機が世界的に信頼され、有名になったのです。日本での活動は1988年から開始しており、1992年にはケルヒャージャパン株式会社として、長年営業を続けています。
ケルヒャーの選び方
ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機は複数のモデルがあり、どれを購入すればよいか迷われる人も多いです。そんな時は自分の清掃目的に合わせて洗浄力で選ぶことをおすすめします。ケルヒャーのモデルはK2~K5とあるのですが、モデルの数字が大きくなればなるほど圧の高い水を出すことができます。車の洗車やベランダのタイルの清掃という目的であればK2、K3シリーズでも十分威力を発揮してくれます。
『サイレント』の動作音の違い
また、高圧洗浄機は圧縮して水圧を高めるため、本体から動作音がします。この動作音が気になる方は『サイレント』と付いたモデルは消音機能が従来機の50%低減と強化されており、隣近所にあまり迷惑をかけることなく使用することができます。パワーはサイレントであっても変わらない強さを保っているので洗浄力の強さを気にせず安心して選ぶことができます。
【K2とK2サイレントの動作音比較】
こちらの動画を見ると『K2サイレント』が大幅に動作音を低減させているのがお分かりいただけると思います。騒音を気にせずに使いたい方は『サイレントシリーズ』をおすすめします。
ケルヒャー『K2サイレント』の特長
K2サイレントはK2シリーズの洗浄力はそのままで従来品の50%まで作動音を削減したモデルです。
『K2サイレント』の特長は3つあり、まず一つ目はサイレントの名前の通り従来のK2モデルから作動音を50%削減した点です。高圧洗浄機の気になる点として作動音の大きさがあり、静かになったのでご近所に音による迷惑をかけづらくなりました。
2つ目は軽量だという点です。空冷式のため5.8㎏という軽量ボディに仕上げることができました。持ち運びも楽々でいろんなところを清掃することができます。
3つ目は付属品も含めてスマートに収納ができる点です。高圧洗浄機はアタッチメント含めて複数の部品があるため保管するのに場所を取りますがK2サイレントは本体に収納することができ、片付けたときに場所をとりません。
K2とK3シリーズの違いは
K3サイレント | K2サイレント | |
---|---|---|
方式 | 水冷式 | 空冷式 |
本体寸法 | 幅331×奥行286×高さ563mm | 幅293×奥行538×高さ303mm |
本体質量 | 10.3㎏ | 5.8㎏ |
最大吐出圧力 | 10Mpa | 10Mpa |
最大吐出水量 | 360L/h | 360L/h |
高圧ホースの長さ | 10m~12m(モデルによって異なる) | 8m |
電源コードの長さ | 5m | 5m |
K2サイレントとK3サイレントの違いですが、上記のスペック表のとおり威力は同じなのですが、モーターの冷却方式に違いがあり冷やす力が空冷式よりも強い、水冷式のK3サイレントは高い耐久性を誇ります。洗車などの短時間の使用であればK2、洗車だけでなく、外壁など長時間使用するという目的であれば耐久性の高いK3がおすすめです。
K2サイレントは50Hz/60Hz共用ですが、K3サイレントは50Hzと60Hzで機種が分かれますので購入時に注意してください。
【K2サイレント】
【K3サイレント東日本50Hz】
【K3サイレント西日本60Hz】
ケルヒャー『K2サイレント』のメリット
ケルヒャー『K2サイレント』のメリットを次に挙げていきます。
本体重力が軽く、コンパクトで持ち運びやすい
K3と比較すると10.3㎏⇒5.8㎏でマイナス4.5㎏と軽量で、コンパクトになっており、女性でも扱いやすいモデルとなっています。洗浄するために本体を移動させることが多いので軽いというのは思ったよりも大きなメリットとなります。
動作音が静か
『サイレント』は水圧はそのままで消音機能が強化されており、動作音で周りにあまり気を使わなくてよいというメリットがあります。
高圧ホースが8mの長さ
洗浄するために、移動をしながら水をかけますが、高圧ホースが8mあるため、大抵の場所であれば足りる長さとなっています。
洗車であれば必要十分なノズルアタッチメント
ノズルにはサイクロンジェットノズル、バリオスプレーランス、フォームノズルが付属しており、洗車やベランダの掃除であれば十分な効果を発揮してくれます。
サイクロンジェットノズル | 水流を高速で回転させて噴射。頑固な汚れに効果的 |
バリオスプレーランス | 圧力調整可能で洗浄剤も使える広角ノズル |
フォームノズル | 液体の洗剤を入れることで洗剤の泡を吹くつける |
全体に水をかけながら洗うなら、バリオスプレーランス。コンクリートのコケなどのこびりついた汚れには、サイクロンジェットノズルが適しています。フォームノズルを使えば、フワフワの泡を吹きつけることができ、洗車などで大活躍です。
ケルヒャー『K2サイレント』のデメリット
次にケルヒャー『K2サイレント』のデメリットを次に挙げていきます。
水道ホースは付属していない
給水するための水道ホースは付属していません。自宅にホースがあればをれを接続すればよいですが、持っていない場合はホームセンターなどで売っている市販ホース、もしくはケルヒャーの水道ホースセットを購入してください。
強力な水圧で水の跳ね返り汚れに注意
高圧の水を吹きつけるので、水の跳ね返りがあります。マンションのベランダなどでは、余計なところまで水が飛ばないように使用には注意が必要です。
劣化した塗装面を痛める恐れがある
洗車で使用する場合は塗装面が傷んでいない自動車は気にする必要はありませんが、古い車でクリア塗装などの傷みがあると、水圧が塗装の傷みの隙間を広げる恐れがあるので、注意が必要です。傷んでいるところはケルヒャーを使用せずに手洗いをして対処してください。
電源コードが5mのため足りない場合は延長コードが必要
外で使う機会が多いと思いますが、電源コードが5mのため、コンセント位置によっては長さが不足する場合あります。その場合は延長コードを使用してください。その際は安価な延長コードや屋内用テーブルタップを使うのではなく、必ずコードリールを使うこと。高圧洗浄機は1000~1500Wと消費電力も大きく、屋内用の細いコードでは耐えられないためです。「15A」と表記されている太めのコードリールがおすすめです。
シートにリンサークリーナー
シートの臭いが気になるけど、洗えないと悩んでいる方はアイリスオーヤマの『リンサークリーナーRNS-300』をおすすめします。
『リンサークリーナー RNS-300』はカーペットを丸洗いできるクリーナーです。
水を吹きつけながら、カーペットの汚れをすすいで強力吸引し、丸洗いしたように汚れをスッキリ落とします。ソファーや、車のシートなどの布製品の洗浄に大活躍!
ハンドツール式なので、タンクは横に置いて軽々お掃除ができ、噴霧レバーを引くことで水を対象物に噴射します。ハンドツールの先端のノズルを下方に向けないと噴霧されない安心設計ですので、使っていない時に水がこぼれる心配がありません。
落ちにくい汚れや、染み付いた汚れは、アルカリイオン水などの洗浄剤などで汚れを浮かせてから洗浄すると効果的です。
リンサークリーナーについてもっと詳しく知りたい人は「車のシートもアイリスオーヤマ『リンサークリーナーRNS-300』で綺麗に、使い方やデメリット・注意点を解説」をぜひお読みください。
ケルヒャー高圧洗浄機『K2サイレント』の使い方
ケルヒャーの使い方について解説をします。
ケルヒャー高圧洗浄機のセッティング方法と片付け方
ケルヒャー高圧洗浄機の使い方(セッティング)は簡単で、下記の手順で行ってください。
K2サイレントの使い方
- ②に高圧ホースを接続する
- ③に給水用のホースを接続する
- 水道栓を開ける
- 電源プラグをコンセントに差し込む
- スイッチを入れる
- トリガーガンの水圧が安定するまで水を出す
- トリガーガンにノズルを取り付ける
ケルヒャー高圧洗浄機の片づけ方は次のとおりです。
K2サイレントの片づけ方
- スイッチをOFFにする
- 水道栓を閉める
- トリガーガンを握って残圧を抜く
- 水道ホース、高圧ホース、電源コードを抜く
- もう一度電源をONにして内部の水を出し切る
フォームノズルの使い方
ケルヒャーK2サイレントには標準装備品としてフォームノズルが付属します。シャンプー液をフォームノズルのタンクに注ぎ、濃密な泡を噴射することができます。タンク容量は300mlで中性・アルカリ性・酸性の洗浄剤をご使用いただけます。カーシャンプーを使用している人もいますので参考にどうぞ。
ノズルから対象物に水や洗剤をかけるときの距離ですが噴射を行うトリガーガンは、対象物から20~30cm程度離れた距離から直角に当てるのが正しい使い方です。離れすぎると水圧が弱まり洗浄効果が落ちてしまいます。
おすすめカーシャンプー
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スノーシャンプーについてもっと詳しく知りたい人は「大人気おすすめカーシャンプー「スノーシャンプー」の特徴と注意点、汚れを落とす洗車の方法を解説」をご覧ください。
車・バイクの洗車の方法
ケルヒャーの高圧洗浄機を使った車・バイクの洗車方法を解説します。
洗車方法
①車全体に高圧水を当て、車に付着している小さな砂やほこりを落とします。ノズルと洗浄対象面との距離は20~30cm位に保ちましょう。車の上部から始め、下部に向かって流します。
②洗浄剤を使用する場合は、バリオスプレーランスを低圧モードに設定してご使用いただくか、別売りのフォームノズルを利用して適度に洗浄剤を塗布し、汚れを浮かせます。
③洗浄剤が乾く前に、高圧水で洗います。ノズルはゆっくり動かすと効率よく洗浄することができます。
④油膜が気になる場合はスポンジや柔らかい布などで洗い、高圧水で流して完了です。
※砂が残っていると、細かい傷が付く可能性がありますのでご注意ください。
高圧洗浄機の注意点
高圧洗浄機を使用する上で注意すべき点を解説します。
使用前
高圧洗浄機を使用する前は本体や高圧コースや電源コードに損傷がないかを確認してください。損傷がある場合、ケガの原因になる恐れがあります。また、電源コードを差し込む前にスイッチがOFFになっているかを確認してください。ONになっていると電源コードを差し込んだとたんモーターが作動し、事故のもとになります。
使用中
本体は防水加工がされていますが、故障の原因になる恐れがあるためノズルからの噴射が直接本体にかかったりしないように注意してください。また、高圧ホースや電源コードが障害物に引っかからないように取り回しにも注意が必要です。無理に引っ張ることで電源コードや高圧ホースが損傷する場合があります。
また傷んだ塗装面に強い水圧をかけることで塗装面の傷みを広げる可能性があるので、ノズルは適材適所で使用し、場合によってはケルヒャーを使用せず、手洗いをするようにしてください。
使用後
使用後の片づけ時に電源プラグを濡れた手で触らないように注意してください。感電する恐れがあるため、タオルなどで手の水気を拭き取ってから触るようにしましょう。また本体内の水はしっかりと抜いてから片づけをしてください。サビや凍結での破損に繋がります。
【K2サイレント】
【K3サイレント東日本50Hz】
【K3サイレント西日本60Hz】
まとめ
今回の記事では家庭用高圧洗浄機ケルヒャーの『K2サイレント』を中心に使い方やメリット・デメリット、注意点について解説をしました。高圧洗浄機は手では落としきれない汚れを水圧を利用して落とすことができる非常に便利なアイテムです。デメリットや注意点をよく理解して使用すれば、今まで苦労していた頑固な汚れも綺麗にスッキリと落とすことができるようになります。
手洗い清掃に満足できていないのであればケルヒャーの高圧洗浄機『K2サイレント』を試してみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。