
こんにちは、きゅうたろうです。
ヤバい!ネジの頭をなめて回せなくなったよ。どうやってネジを外せばいいんだ?プラスやマイナスの溝が切られたネジや六角ネジ、皿ネジをなめてしまい外せなくなった。今回はなめたネジも外すことができるエンジニアの工具について解説をします。

この記事は以下のような人におすすめ!
なめたネジをどうにかして外したい人
錆を落とすアイテムを探している人
ネジをなめてしまうと通常の工具では回して外すことができません。そんな絶望的な状況を打破してくれるアイテムがあります。今回は当ブログで自動車関連の記事を100記事以上執筆しているボクが、どんななめたネジも回してしまうネジザウルスシリーズのおすすめ5アイテムについてわかりやすく丁寧に説明をします。
この記事を読めば、なめたネジも簡単に外せるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
工具メーカー:ENGINEER(エンジニア)とは

エンジニアは1948年に大阪で「双葉工具製作所」として作業用工具の製造販売を創業。2002年に現在の「エンジニア」に社名を変更。日本で作られた精密な工具プライヤ・ペンチを主力に、ネジザウルスシリーズを開発し主力商品となっています。
頭の出ているなめたネジ

なめたネジが「頭の出ているネジ」であれば「ネジザウルス」が活躍します。
対象ネジ

・なめたネジ
・トラスネジ
・錆びたネジ
・特殊ネジ
ワイヤーカッター付きなら「ネジザウルスGT」
頭の出ているネジを回すなら「ネジザウルスGT」です。ネジザウルスGTはアゴ部分に縦溝が彫りこんであるので、ガッチリとネジの頭をくわえて放しません。電線をカットできるカッターも根元に付いているため、ペンチとしての使い勝手も良いのがポイントです。

なめたネジを回すだけならリーズナブルな「ネジザウルスSE」
頭の出ているネジを回すペンチでもう1つおすすめなのが「ネジザウルスSE」です。ネジザウルスGT同じように顎には縦溝があるのでなめたネジをしっかりと回すことができます。GTとの違いは電線をカットするカッターが付いていないため、SEはネジを回すことに特化させています。GTと比べるとリーズナブルな価格設定です。

頭の出ていないなめたネジ

ネジザウルスで「頭の出ていないネジ」を回すことはできません。頭の出ていないネジを回すときは「ネジザウルスバズーカ」が活躍します。
対象ネジ

・なめた皿ネジ(プラスや六角穴)
特殊ヘッドでなめた皿ネジを回す「ネジザウルスバズーカ」
ネジザウルスバズーカは特殊ヘッド構造で少しだけ残っている溝にぐっと食い込み、ネジを回します。また完全になめて溝が無くなっても、ネジ穴にビットを当てて、ハンマーで叩けば回すことができるのが「ネジザウルスバズーカ」のすごいところです。

六角穴付きボルトを叩かずに外す

なめた六角穴のボルトを叩かずに回すことができるのが「ネジザウルスモグラ」です。
対象ネジ

・キャップボルト
・六角穴付皿ネジ
・ホーローセット(イモネジ)
なめた六角穴ネジにも食い込み叩かずに外せる「ネジザウルスモグラ」
ネジザウルスモグラのヘッドはネジのような溝が切ってあり、この溝がなめた六角穴にガッチリと食い込み回すことができるという原理になっています。ネジザウルスモグラはビットなので手動で回すこともでき、ビットを電動ドリルにセットして工具の力で回すこともできます。
錆びた固着ネジを外す

サビて固着したネジを外すなら「ネジザウルスリキッド」を使いましょう。
対象ネジ

・サビて固着したネジ
赤錆を還元反応でポロポロ落とす「ネジザウルスリキッド」
ネジザウルスリキッドは主成分の「チオグリコール酸アンモニウム」で赤錆を還元し、錆を落とします。液剤は安心・安全の中性で、ネジザウルスリキッドを塗布後、10分程度放置したら錆が簡単に落とせます。処理が終わったら水で洗い流せば完了。使い方もとても簡単です。固着して回せないネジがあれば「ネジザウルスリキッド」を使ってみましょう。

まとめ
今回の記事は、なめて回せなくなったさまざまな形状のネジを簡単に回してしまうエンジニアの「ネジザウルス」シリーズのおすすめアイテム5選を紹介しました。
ネジザウルスがあれば、なめてお手上げのネジもスルスルと回してしまいます。バイク、ロードバイク、車のメンテナンスをご自分で行っているなら、ネジザウルスを持っておくと安心ですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。