こんにちは、きゅうたろうです!
ボクの愛車のL880Kコペンに久しぶりに乗ろうと3週間ぶりにエンジンをかけようとしたところスターターが回りません。バッテリー上がりです。前回乗ったときにエンジンのかかりが悪くそろそろ寿命を感じてはいました。バッテリーも3年半経過しており替え時ではあったのですが、「まだいけるかなー」と先延ばしにしたのがいけなかったです。
ボクのコペンはセカンドカーでメインカーにはブースターケーブルも積んであるのでエンジンをかけることはできますが、バッテリーを新調することにしました。
L880Kコペンの純正バッテリーサイズは44B19Lです。ネットで購入し自分で交換をすることにしたのですが、せっかくならバッテリー性能をアップさせたいと「60B19L」のサイズにしてみました。バッテリー性能アップの効果、メリットについて実際の体感レビューも交えながら解説をしたいと思います。
この記事は以下のような人におすすめ!
- バッテリー容量をアップした時のメリット、デメリットを知りたい人
- L880Kコペンのバッテリーサイズを知りたい人
- ダイハツコペンに興味がある人
初代のダイハツコペンは2003年~2011年まで生産された車で、初回生産から20年が経過しており、ネオクラシックカーの仲間入りをしそうな古い車です。そんなコペンのバッテリーサイズをアップすることでどんな風にドライビングが変わるのか?オーナーの私がしっかりお伝えします。
この記事を読めば、バッテリー容量アップのメリット、効果がよくわかり、あなたの愛車のバッテリー選びの助けになりますよ!
それでは、どうぞ!
L880Kコペン純正バッテリーサイズは「44B19L」
L880Kコペンの純正バッテリーサイズは「44B19L」です。バッテリーを自分で交換する場合は、バッテリーサイズを間違えないようにしてください。間違えると端子の向きが逆だったり、ボンネットに収まらなかったりします。
また最初の「44」はバッテリーの性能ランクを示すのですが、この数字以上のものを付けないと、電装品が動かないといったトラブルになるので注意してください。
バッテリーサイズの確認方法(JIS規格)
バッテリーサイズサイズの見方について説明をします。今回はL880Kコペンの純正バッテリーサイズを例にして解説図を作成しました。他の車種であっても見方は一緒ですので、参考にしてください。
コペンのバッテーリーサイズは44B19Lです。【1】の性能ランクは数値が大きいほど性能が良くなるので、ナビやその他の機器を取り付けて電力消費が多い人は44よりも大きい数字のバッテリーを買いましょう。
「B19L」の部分はサイズや端子位置を表しているのでこちらは同じ数字と記号のバッテリーを選ぶようにしてください。
コペンのバッテリー交換については「L880Kコペンのバッテリー交換方法の解説!バッテリーサイズは?おすすめは?交換方法は?」に記事にしています。興味がある方はぜひお読みください。
BOSCH(ボッシュ)とは
ボッシュ・グループは、1886年にロバート・ボッシュがシュトゥットガルトで創業し、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。ドイツのシュトゥットガルト近郊ゲルリンゲンに本社を置き、従業員数は約40万2,000人(2017年12月31日現在)を数え、2017年度の売上高は781億ユーロを計上しています。中核事業領域は、モビリティ(ハードウェア・ソフトウェア)、消費財(家電製品や電動工具を含む)、インダストリアルテクノロジー(駆動・制御を含む)、エネルギー・建築テクノロジーの4つの事業分野にまたがっており、日々生活の質を向上させる製品作りに取り組んでいます。
ボッシュ「HTP-60B19L」の特長
今回選んだバッテリーは「BOSCH (ボッシュ)ハイテックプレミアムバッテリー HTP-60B19L」です。性能ランクを「44」⇒「60」にアップしてみました。ボクのコペンはナビもドライブレコーダーも付けていないのですが、性能アップでどんな風にコペンが変わるのか体感してみたかたからです。Panasonicのカオスバッテリーと悩んだのですが、同性能比較でBOSCHのバッテリーのほうが圧倒的に値段が安く、Amazonのランキングでも1位で評価も高いためボッシュに決めました。
ボッシュ「HTP-60B19L」は国産車用高性能バッテリー、JIS表記最高ランクです。EFB (Enhanced Flooded Battery) テクノロジーを採用しており、上面に液栓がないトップフラット特殊電解液還元構造でバッテリー液の補充はしなくてよい設計になっています。
保証もしっかりしており、「製品保証:36カ月・走行距離無制限 」となっています。保証期間の長さは製品への自信のあらわれだと思います。
またバッテリーの上部には取っ手が付いており、車への積み下ろしがとても楽です。バッテリーボックスから取り出したり、乗せたりするのに重たくて落としそうになるので取っ手があるのはたいへん便利でした。
モデル名 | HTP-60B19L |
梱包サイズ | 20.2 x 18.6 x 12.6 cm |
ボルト数 | 12 ボルト |
バッテリー型式 | 60B19L |
商品重量 | 10.4 kg |
バッテリーの引き取りはオートバックスに持ち込み
古いバッテリーの処分は、ガソリンスタンドやカー用品店で無料でやってくれるところがあります。ボクは今回オートバックスに引き取ってもらいました。バッテリーの中の電極には金属が使われており、リサイクルとしての価値があるため、無料で引き取りをしてくれます。
自治体のゴミ回収では持って行ってくれないので無料引き取りは助かりますよね。
ボッシュ「HTP-60B19L」に容量アップして運転してみた感想
ボッシュ「HTP-60B19L」に交換し、さっそくエンジンをかけると元気よくスターターが回り一発でエンジンが始動しました。まあ新品のバッテリーなので当たり前ですが(笑)。
ボクのコペンはMT車で、さっそく1速に入れて半クラッチにしたときに違いがわかりました。アクセルをいつもと同じように踏んでいるのにトルクがアップしており、ググっと車体がいつも以上に前に進むのがわかります。走り始めると、更に如実にトルクアップを感じます。1速、2速、3速とギアを上げていくのですが、ギアの入りも軽く、とても運転しやすいのです。
寿命が近くなりバッテリーの電圧が下がってくると、充電しようとオルタネーターが頻繁に動くため、エンジンのパワーがオルタネーターに取られるのですが新しいバッテリーは電圧が十分なので、オルタネーターの働きが少なくなり、その分、動力にエンジンのパワーをしっかり回せるからだと考えます。エンジンのパワーが小さい軽自動車は特に感じやすいと思います。
バッテリー容量も60に増やすことで、さらにバッテリーの余力が生まれオルタネーター休止の効果が増えることになります。
オーナーから見たコペンのダメ
オープンカーが欲しいな!維持費も安い軽自動車のオープンスポーツのコペンが欲しいな!というあなた。ちょっと待ってください。L880Kの初代コペンは生産終了から10年以上が経過しています。トラブルもちょこちょこ発生します。どんなトラブルが発生するか知りたい方は「ダイハツ コペン(L880K)ど定番トラブル集」をぜひお読みください。
バッテリー容量アップのメリット
バッテリー容量を規定値よりも増やすメリットと効果は次の3つになります。
容量アップのメリット
- トルクがアップする
- 電装品をたくさん取り付けできる
- バッテリーが上がりにくくなる
メリット①:トルクがアップする
オルタネーターが動くとエンジンのパワーがオルタネーターに取られますが、バッテリー容量があるとオルタネーターがあまり動かないのでエンジンパワーが動力に回され、トルクがアップします。
メリット②:電装品をたくさん取り付けできる
カーナビ、ドライブレコーダー、カーオーディオ、追加モニターなど電装品をたくさん取り付けしたい場合はバッテリー容量を上げておく必要があります。
メリット③:バッテリーが上がりにくくなる
真夏の渋滞や、電池性能が落ちる冬場などにバッテリーに余裕が生まれるのでバッテリーが上がりにくくなります。
急なバッテリー上がりには
気を付けていてもバッテリー上がりは突然やってきます。キーを回してもスターターが回らずエンジンが掛からない。とても焦りますよね。そんなときは『フィリップスジャンプスターターDLP8086』があると便利ですよ。
PHILIPS バッテリー ジャンプスターターは800Aピーク電流で12000mAh大容量バッテリーが搭載しており、12V車なら全般対応できます。6.0Lまでのガソリン車、3.0Lまでのディーゼル車もジャンプスタートできます。芝刈り機、オートバイク、船や普通乗用車、SUV、ピックアップトラックなどの緊急時に予備電源として活用できます。
リチウムイオン電池を使用しているため、安全面にも配慮が必要ですが、PHILIPS バッテリー ジャンプスターターは発火事故を防ぐため「短絡保護、過充電保護、過放電保護、逆接続保護、逆充電保護、過電流保護、過熱保護、逆極性保護」の8大保護機能を搭載しています。
優れた防塵性設計、頑丈で強化されたケースは、あらゆる環境に耐えることができます。外での使用となるため、防塵設計は非常に便利です。
『フィリップスジャンプスターターDLP8086』についてもっと詳しく知りたい人は「急なバッテリー上がりに『フィリップスジャンプスターターDLP8086』特長や使い方、注意点を分かりやすく解説!」をぜひお読みください。
バッテリー容量アップのデメリット
バッテリー容量を規定値よりも増やすデメリットは次の2つです。
容量アップのデメリット
- 値段が高くなる
- 重量が増加する
デメリット①:値段が高くなる
容量をアップするとバッテリーに使われる素材の量が増えたり高品質になったりとバッテリーの値段が高くなります。
デメリット②:重量が増加する
バッテリーの素材の量が増えるため重量が増します。今回、ボクのコペンで44⇒60にしたことで9㎏⇒10.4㎏になり1.4㎏の重量増加となりました。ハンドリングに影響するという方もいますが、正直私には分かりませんでした。レーシングカーではないので一般車にはあまり大きなデメリットではありません。
まとめ
今回の記事は、L880Kコペンのバッテリーサイズを量量を増やしたので、実体験も交えながらバッテリー容量アップのメリット・デメリット、BOSCHのバッテリーの特長について解説をしました。
メリットは下記の3つになりますが、
容量アップのメリット
- トルクがアップする
- 電装品をたくさん取り付けできる
- バッテリーが上がりにくくなる
結論:バッテリーの容量アップはメリットが大きいです。
特に軽自動車でエンジンパワーの小さいコペンにはトルクアップの恩恵が大きく、とても乗りやすくなりました。バッテリーを性能の良いものに交換することも立派なチューニングなのだと改めて感じました。
愛車のバッテリー交換を考えている方は、今使っているバッテリーよりも容量アップをしてみてはいかがでしょうか。きっと今よりもっと楽しいドライブができるようになりますよ!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。