
こんにちは、きゅうたろうです!
最近アイドリングが不安定だな?エンジンチェック警告灯が付いたけど原因は何だ?エンジンがかかりにくい原因は何だ?と愛車の調子に疑問を持っていませんか?
そんな疑問にお答えできるように、今回の記事ではコペンのイグニッションコイルの交換方法や部品の購入費用について解説します。

この記事は以下のような人におすすめ!
- コペンのアイドリング不調の原因が知りたい
- コペンのイグニッションコイルの交換方法や費用が知りたい
- イグニッションコイルの寿命が知りたい
新車で買った車は5年程度であれば、不具合が出てくることもありませんが、新車から10年経過したり10万キロ以上走行すると様々な箇所に不具合が出始めます。L880Kコペンは販売終了から10年以上が経ち、オーナーのみなさんはそれぞれ手を入れて大事に乗られていることだろうと思います。
今回はコペンオーナーのボクが実際に発生した、不具合内容と、それをDIYで解決した方法について解説をしたいと思います。
この記事を読めば、イグニッションコイルの交換方法や部品の購入費用、交換時期の判断などが分かるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
Myコペンの紹介

ボクのコペンは2008年式でL880Kという初代のコペンになります。MT車で購入時は走行距離81,200キロ、乗り出し価格は93万円。2019年9月に購入しました。
L880Kというコペンは現在新車で販売されている軽にはない、660ccの4気筒エンジンという特徴があります。このエンジンがアクセルを踏むとスルスルと回転数が上がって気持ちいいんです。
ちょこちょこ自分でメンテナンスや、カスタムパーツの取り付けもやっています。
L880Kコペンの外観と内装がボクは好きなので、なるべく純正らしさを活かしたカスタムをしています。
アイドリング不調の原因はスパークプラグとイグニッションコイル!【コペン故障の定番】
購入して1年半ほどは目立った不具合もなく快調に動いていたのですが、信号待ちをしていると「ドドドっドドっドドドド」と変なアイドリング音と振動が発生するようになりました。
走り始めると、特に問題はないのですが、停車してアイドリング状態になると不安定な音がします。
ネットで調べてみると、スパークプラグかイグニッションコイルの不具合という情報を見つけました。
スパークプラグとは

エンジンはガソリンに点火して、その爆発的な燃焼のパワーが上下運動になり、それがエンジンで回転運動に変わりタイヤを動かして走っています。
自動車のエンジンを始動させるためにはエンジンの燃焼室内で高電圧の放電を起こすことによる点火が必要です。
その高電圧の火花を飛ばしているのが、スパークプラグです。
イグニッションコイルとは

点火装置であるスパークプラグは、自動車のバッテリーのボルト数では低すぎて点火することができません。
そこで高電圧の火花を飛ばすために、自動車の12ボルトバッテリーから20,000ボルト~35,000ボルトもの高い電圧を供給する装置がイグニッションコイルです。
スパークプラグとイグニッションコイルの交換サイン
スパークプラグ | イグニッションコイル |
---|---|
燃費の悪化 | エンジンチェック警告灯の点灯 |
エンジンがかかりづらい | エンジンがかかりづらい |
加速が悪い | 加速が悪い |
アイドリングが不安定 |
スパークプラグの交換時期時期は?

イグニッションコイルの交換時期は?
10万キロが一つの目安
あくまで目安であり、自動車によっては10万キロ走行する前に交換時期がやってくることもあり得ます。日ごろからエンジンの始動性や走行時の加速、アイドリング時の状況などに気を配り、交換時期を意識するといいですよ。
スパークプラグとイグニッションコイルの費用
NGKスパークプラグ / 日本特殊陶業 イリジウムプラグ


NGKの純正相当の6番にしました。
84,545キロにて交換。
私はネットで7,000円ちょっとで購入しました。

T-joy マグネット付きプラグレンチ

プラグ交換を自分でするためには必要です。
マグネット付きだったのでプラグが落ちなくて簡単にプラグが外せました。
取手が小さくちゃんと締められるか心配でしたが、問題なく締め付けもできました。
サイズは複数あり、コペンはPW16(16mm)です。
価格は1,000円ほどです。
HITACHI イグニッションコイル


イグニッションコイルは純正同等の安心の日立製にしました。
価格は当時28,000円ほどで購入しました。
スパークプラグとプラグの交換方法
01エンジンカバーの取り外し

○印の10mmネジ2箇所と、四角点線箇所がピンになっているのでこじって外し、四角点線部分が挟まっているので手前に引くと簡単に外れます。
02:配管をずらす

〇の箇所がピンで止まっているのでペンチではさんで、ピンをずらし、配管を外して、上にずらします。
配管をずらさないと配管が邪魔でイグニッションコイルが抜けません。
03:イグニッションコイのカプラー外し

赤〇部分がイグニッションのカプラーです。精密ドライバーでツメを押せば引き抜けます。
あとはイグニンションの頭を手で上に引き抜けば簡単に取れます。
イグニッションコイルは刺さっているだけなのでネジなどはありません。
イグニッションコイルの奥にプラグが刺さっているので、プラグレンチを使いプラグを引き抜きます。
04:新品プラグの締め付けとイグニッションコイルの新品への交換
新品のスパークプラグに交換したら締め付け方は
- スパークプラグは手締めでいっぱいまで締めます
- 新品プラグなのでプラグレンチで1/2回転締めて完了
イグニッションコイルは新しいものを差し込み、カプラーを取り付ければ終了です。
あとは逆の手順で配管をつないでエンジンカバーを取り付けて完了です。
イグニッションコイルとプラグ交換の効果
外したプラグは一番右のプラグが煤で真っ黒でした。これが原因でアイドリング不調だったのだと思います。他の3本は綺麗な状態でした。
スパークプラグもイグニッションコイルもどちらも寿命が来ていたのだと思います。
イグニッションコイルを交換する場合はスパークプラグの同時交換が推奨されています。
やっぱり点火は大事ですね。交換後は1,2速が特にスムーズになり、このエンジンの4気筒の滑らかさをやっと味合うことが出来ました。
コペンの他のトラブルを知りたい
L880Kコペンは中古車でしか購入できず、生産終了から年月が経ち、良い中古車も少なくなっています。こらからコペンの購入を考えている人のためにコペンオーナーのボクがトラブル集を記事にしました。「ダイハツ コペン(L880K)ど定番トラブル集」をぜひお読みください。

まとめ:【コペンの故障の定番】イグニッションコイルとプラグ交換
今回の記事でスパークプラグとイグニッションコイルの交換時期や費用、交換方法について説明しました。
今回のポイントをまとめますと、次のとおりです。
まとめ
- スパークプラグは燃料に点火するために高電圧の火花を発生させるもの、イグニッションコイルはスパークプラグに高電圧を供給するもの
- スパークプラグが不具合を起こすと、加速が悪かったり、燃費の悪化、アイドリングが不調が起こる
- スパークプラグ、イグニッションコイル、プラグレンチで合計36,000円ほどで購入できる(2022年3月時点)
- 交換後はエンジンの回転がスムーズになり、加速が鋭くなる
アイドリングの不安定さや燃費の悪化、エンジンのかかりづらさの悩みがある方は、スパークプラグとイグニッションコイルの交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
DIYでの交換難易度は比較的低い部類に入ります。
大切なコペンを長く乗るためにも気になる方は交換をおすすめします。
良いコペンライフをお過ごしください。
その他の記事の紹介
ボクのコペンをカスタムやメンテナンスしている記事を他にも書いています。良かったらこちらの記事もご覧ください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。