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レストア・修理に活躍!『花咲かGタンククリーナー』で失敗せずにタンクを綺麗にする方法、特長や使い方、注意点を解説

錆び取り剤『花咲かGタンククリーナー』

こんにちは、きゅうたろうです!

旧車の車やバイクのタンクの錆びを簡単に綺麗にする方法はないかと悩んでいませんか?今回の記事では榮技研の『花咲かGタンククリーナー』について解説をします。

きゅうたろう

の記事は以下のような人におすすめ!

  • 旧車の燃料タンクの錆び取りをしたい人
  • 効果も高く、廃液などの処理も簡単な錆び取り剤を探している人
  • 『花咲かG』について詳しく知りたい人

車やバイクを大切に乗っていてもサビはどうしても発生してしまいます。今回の記事では、当ブログで自動車関連の記事を100記事以上執筆しているボクが『花咲かGタンククリーナー』について分かりやすく使い方などを説明をします。

この記事を読めば、花咲かGタンククリーナーを失敗せずに使いこなすことができるようになりますよ!

それでは、どうぞ!

榮技研『花咲かGタンククリーナー』とは

花咲かGタンククリーナー

花咲かGタンク・クリーナーは、鉄製燃料タンクの内部に発生した「錆の除去」と「新たな錆の発生を抑える防錆」この2つの働きを1本で行える防錆剤です。

成分

「花咲かGタンククリーナー」は、サビ取りと防錆コートを一度で行える利便性に加え、台所の洗剤と同じような環境に優しい中性のクリーナーとなっています。身体にも優しいため気軽に使用できますが、肌荒れなど防ぐため、使う時には念のためゴム手袋を付けましょう。

効果

花咲かGタンククリーナーの錆取りと防錆の2つの効果

花咲かGタンククリーナーには2つの効果があります。鉄製の燃料タンクの錆びを取り除く「錆取り」燃料タンク内に再度錆が発生しないようにする「防錆」の効果です。錆取りは希釈した溶液をタンクに入れてしばらく放置するという簡単な使い方で、防錆は希釈液をタンク内にまんべんなくいきわたらせたら、廃液を捨てて乾かすとタンク内がコーティングされ、錆の再発生を防ぐことができます。花咲かGタンククリーナーは鉄・ステンレス製の燃料タンク専用です。FRP、アルミ、その他の素材の燃料タンクには使用不可となっています。

花咲かGタンククリーナーのレビュー

 間違い無い商品です。以前はワコーズのピカタンを使いましたが値段が高いので今回は花咲Gを使ってみました。効果はほとんど同じぐらいに感じましたが、とにかくタンク内の脱脂洗浄をしっかり行なって錆取り剤を入れることです。原液を入れて振り回して放置を何度か繰り返してお湯を2L入れ振り回して放置を繰り返し 同じことを何度か繰り返しながら満タンになったら40時間程度放置後 液体を抜き取り内部洗浄です。エアーブローや高圧洗浄機があれば便利です。私は浴槽で丸洗い、タンク内にお湯を入れて振り回してを繰り返して最終的にエアーブローで水分を出来るだけ出した後乾燥させて 最終仕上げに少し残しておいた花咲Gを少量入れてコートしました。

手間と時間はかかりますが良い商品です。

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想像以上でした。KZ750D1のタンクに使用しました。10年ほど前に放置期間があり、錆を発生させてしまったため修理工場で内面コーティングをかけてもらいました。しばらくは使えていたのですが下地処理が出来ていなかったらしくコーティングの下から新たな錆が発生し、タンク内はひどい状態に。5年前に車検が切れた後はタンクのことが気にかかって車検も取らずに放置していました。

今年になり一念発起しネットで調べたところこのような製品があることを知りダメ元で使ってみました。古いコーティングが浮き上がって内部はひどい状態でしたので家庭用の高圧洗浄機であらかた錆とコーティングを取ったのちにこの製品を使ってみましたが、見事に錆が落ち驚きました。昔の常識でタンク内にボルトナットと灯油を入れて錆を取らなければならないと思っていたのでまさに目から鱗が落ちる思いでした。尚、高圧洗浄ではがせなかったコーティングはこの製品で内面処理をする課程で錆と一緒にはがれてきました

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綺麗に錆が取れました。有名な商品で前から知ってたのですが、高かったので手を出しづらかったです。4千円くらいになったので、大事にしてるバイクのタンクに使ってみようと思い、購入。お湯で10倍希釈して丸2日漬けて写真のように綺麗に錆が取れました。この商品を使う前にキチンとタンク内洗浄する事と、ナットやボルトを一緒に入れて、たまに振ってやることで最大効果が得られます。最後のリンスは効果あるのかイマイチ疑問なので、タンクシーラーをやるか悩みどころですが、また錆が出たら残った液でまたやれば良いので、コーティングしないでおこうと思います。この値段払う価値があるタンクには良い商品だと思います。

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『花咲かGタンククリーナー』の使い方

花咲かGタンククリーナーの使い方について説明をします。

01:燃料タンクの付属品を外す

取り外した燃料タンク

燃料を抜き取った後、空になった燃料タンクの燃料コック、キャップ、燃料ゲージ、ポンプ等、全ての付属パーツを取り外して下さい。

02:燃料タンクの穴をふさぐ

燃料タンクの穴を塞ぐ

100円ショップなどで売っているイスの脚用保護キャップやホースバンド等を応用し、燃料コック等が取り付けられていた穴を栓で塞ぎます。

03:燃料タンクの下準備の洗浄

中性洗剤もしくは花咲かGマルチ・クリーナーで洗浄

タンク内部の油分を除去するため、『花咲かGマルチ・クリーナー』もしくは食器用洗剤などの中性洗剤で洗浄します。

【花咲かGマルチクリーナー】

花咲かGマルチ・クリーナーは、水で3~30倍にうすめて常温で使用する水溶性の脱脂洗浄剤です。

『汚れも落ちるが指紋もなくなる』刺激の強い脱脂剤とは違い、引火・臭い・刺激などがなく、手にも環境にも優しい脱脂洗浄剤です。水で3~30倍に薄めて使用する為、コストパフォーマンスに優れます。泡が出ず(無発泡)仕上げも楽ちん。トリクロロエチレンと同等の脱脂洗浄力があります。花咲かGマルチクリーナーについて詳しく知りたい方は『花咲かGマルチクリーナー』の使い方や注意点について詳しく解説」をぜひお読みください。

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04:花咲かGタンククリーナーを希釈

花咲かGタンククリーナーの希釈液を作る

水、または40~50℃のお湯お湯で最大20倍にうすめ、処理液を作ります。水の代わりに40~50℃のお湯を使うとより効果的です。

【熱湯・熱風厳禁】しかし、熱湯や温風は急激な熱膨張によりタンクの変形や塗装を傷めるのでやめましょう。

必ずポリバケツ等で処理液を作るようにする。燃料タンクに直接お湯やタンク・クリーナーの原液を投入する方法は厳禁です。

05:リンス用に希釈液を取り分ける

花咲かGタンククリーナーを取り分ける

仕上げのリンス用に使うため、薄めた液を1ℓ花咲かGタンク・クリーナーの入っていた空容器にとり分ける。

06:燃料タンクに花咲かGタンククリーナーを入れる

燃料タンクに希釈液を入れる

燃料タンクの給油口ギリギリまでタンクをゆすりながら、薄め液を投入してください。気泡が残るとその部分の錆び落としができないので、気泡はゆすってしっかりと出しておきます。

07:燃料タンクをしばらくそのままにしておく

錆び落としのため、薄め液を入れたまま、放置しておく。水が蒸発して液面が下がったら水を足して、液面が下がらないようにしてください。

08:薄め液を抜く

薄め液を排出

錆が溶け出したら、薄め液を排出する。この薄め液は再利用が可能です。

09:水で洗浄

燃料タンクを水で洗う

水道の圧水を利用してタンク内のサビや汚れを洗い流します。

高圧洗浄機が効果的

洗浄の際の圧水は高圧洗浄機を使えばさらに効果的です。高圧洗浄機であれば水道水の40倍の圧力で水を吹き付けることができます。おすすめの高圧洗浄機は家庭用高圧洗浄として開発されたケルヒャー『K2サイレント』です。

K2サイレントについて興味がある方は「『ケルヒャーK2サイレント』で洗車をするには?使い方、メリット・デメリットを分かりやすく解説」をぜひお読みください。

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10:燃料タンクのリンス

燃料タンクに再度薄め液を入れる

取り分けておいた、薄め液を入れ、まんべんなく内側が濡れるようにタンクを回しながら浸透させる。しっかりと濡れたら液を抜いて、水洗いはせずにそのまま乾かす。

11:洗浄前、後

洗浄前と後のタンク内の比較

タンクに穴あきなど無いか、しっかりと安全を確認した後、車体に取り付けて下さい。

漬け置き時間と温度

漬け置き時間

花咲かGタンククリーナーを漬け置きする時間はどれくらいが目安になるか確認しましょう。

漬け置き時間

10倍希釈液軽い錆5時間以上
頑固な錆12時間以上
20倍希釈液軽い錆10時間以上
頑固な錆24時間以上

「どんなに長くても1週間以内にすること」をメーカーサイトでも注意しています。希釈については20倍の場合は「花咲かGタンク・クリーナー:水 = 1ℓ:19ℓ」と考えてください。

希釈液の温度

40℃~50℃のお湯で希釈すると効果が高まります。ただし、熱湯はタンクを痛める恐れがあるため、使用しないようにしてください。

『花咲かGタンククリーナー』の塗装面への影響

花咲かGタンククリーナーは塗装面に影響はあるか

花咲かGタンククリーナーは塗装面を痛めることはありません。

しかし、錆により塗装が浮いてしまっている場合や再塗装などの弱った塗装面は痛める恐れがあります。タンク外面の塗装やメッキに液がかからないよう、マスキングなどで保護して下さい。

『花咲かGタンククリーナー』の廃液の捨て方

花咲かGタンククリーナーは中性のクリーナーですので、使用後の廃液はそのまま捨てても問題はありません。念のため、捨てるときは水を流しながらさらに希釈するようにしましょう。

錆には錆転換剤『サビチェンジャー』がおすすめ

燃料タンク以外にも錆は発生します。錆はそのまま放置しているとどんどん進行してしまうため、錆止め処理が必要になります。そんな時には錆転換剤を使うことをおススメします。錆転換剤は、赤錆を化学的に安定した「黒錆」に転換させることで、錆を止めます。

錆転換剤でおすすめなのがホルツの『サビチェンジャー』です。

サビチェンジャーについて詳しく知りたい人は「L880Kコペンを錆転換剤で錆止め!錆対策にはサビチェンジャーがおすすめ!」をぜひお読みください。

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まとめ

今回の記事では燃料タンクの頑固な錆を綺麗に落としてくれる榮技研『花咲かGタンククリーナー』について、使い方や注意点などを説明しました。中性クリーナーなので環境にも、人体にも優しい使いやすいアイテムとなっています。

旧車の再生にぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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