PR クルマのつぶやき

ガソリン車いつまで乗れる?日本はいつからガソリン車が廃止されるのか?

ガソリンエンジン

こんにちは、きゅうたろうです!

ガソリンエンジンが売られなくなるってニュースを見たけどいつからガソリンエンジンが販売されなくなるのかな?今乗っているガソリンエンジンも乗ってはいけないって言われるようになるのかな?と疑問に思っていませんか?

今回の記事ではガソリンエンジンが廃止されるのはいつなのか?ガソリン車はいつまで買えるのか?現在あるガソリン車やディーゼル車には乗れなくなってしまうのか?電気自動車のメリットやデメリットは何なのか?などについて解説していきます。

きゅうたろう

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 2035年前後にガソリン車の新車販売がされなくなったらどうなるのか知りたい人
  • ガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車(EV車)のメリットとデメリットが知りたい人
  • ガソリン車をいつまでに買っておいた方がいいか知りたい人
  • ガソリン車がいつまで乗れるのか知りたい人

2021年1月18日の第240回国会の施政方針演説にて、当時の菅義偉首相が2035年までに新車販売で電動車100%を実現することを表明というニュースを耳にしたひともいらっしゃると思います。この表明によって、『自動車の購入にどんな影響があるのか』を当ブログで自動車関連の記事を100記事以上執筆しているボクが、ガソリン車やハイブリッド車、電気自動車について解説していきます。

この記事を読めば、ガソリン車の購入をいつまでにした方が良いかなど分かるようになりますよ。

それでは、どうぞ!

日本はガソリン車にいつまで乗れる?廃止はいつ?

廃車になったガソリン車が山積みになっている

地球温暖化による異常気象が世界各地で起き、温室効果ガスの二酸化炭素『CO2』の削減が急務となっています。CO2の排出を削減するために自動車各メーカーはガソリンに変わる代替エネルギーを用いた自動車開発に取り組んでいます。

自動車大国の日本が「2035年ガソリン車新車販売の禁止」を打ち出した理由とは

日本政府がガソリン車禁止の方針を固めた背景には、『パリ協定』と『2050年カーボンニュートラル』が深く関係しています。パリ協定では、長期的な努力目標に「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つ(2℃目標)とともに、1.5℃に抑える努力を追求すること(1.5℃目標)」を掲げています。

1.5℃目標の達成に向けては、世界が2050年までに脱炭素化しなければいけないため、日本では2020年10月26日に当時の菅義偉首相が「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。

この宣言に「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と明記されたため、「2035年前後にガソリン車の新車販売が禁止」という報道がされたのです。

2030年半ば以降はガソリン車は生産されない可能性がある

2050年カーボンニュートラルの宣言の具体的な中身をどう進めていくのかはこれからですが、世界的な脱炭酸の流れと「2035年までに新車販売100%電動車化」の宣言でガソリン車の生産がされない日が来るのは確実でしょう。

ガソリン車生産について外国の状況は?

パリ協定の「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つ(2℃目標)とともに、1.5℃に抑える努力を追求すること(1.5℃目標)」に向けた外国の状況はどうでしょうか?

外国の脱炭素

  • 英国:ガソリン車とディーゼル車の新車販売を2030年までに禁止
  • フランス:2040年までに化石燃料車の販売を禁止
  • 中国:2035年をめどに新車販売を環境対応車(EVやハイブリッド車など)のみとする
  • 米国:カリフォルニア州 2035年までに州内での新車販売の全てを排気ガスを出さない「ゼロエミッション車」にする
  • カナダ:2035年までにガソリン車やディーゼル車といった内燃エンジンを搭載する新車の販売を禁止

※2022年7月現在

ガソリン車に乗れない時代が来る?

日本ではすでに新車登録から13年以上経過した車には自動車税と自動車重量税が上乗せして課税されるようになっています。ボクのダイハツコペンも2008年式なので自動車税が通常は7,200円ですが12,900円に税金が増えました。今後もガソリン車に対しての税金が高くなるなどの対策が取られる可能性はあります。

ガソリンスタンド数の年推移
引用元:Yahoo!ニュース

また、今後ガソリンスタンドが減少していくことも考えられます。既に現在も燃費性能の向上や、自動車保有台数の減少でガソリンの使用量が減り、ガソリンスタンドが年々減少しているのが上の図でもわかります。

これからも電気自動車のさらなる普及や脱炭素の動きでガソリンスタンドはこれからもっと減っていくことは間違いありません。ガソリンスタンドが減ればそれだけ不便になり、ガソリン車に乗りづらい時代が来るかもしれません。

ガソリン車を『今』買う理由は

ガソリンエンジンのスーパーカー

2035年前後に本当にガソリン車の新車販売がなくなってしまうのかはまだわかりません。ただ宣言通りに「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」ということになれば、ガソリン車の台数はどんどん減っていくことになります。

純粋なガソリン車がこれまで通りに販売され買うことができるかどうかはわからないためガソリンエンジン車の走りを楽しみたいならば今のうちに購入したほうがよいでしょう。

ランクル70が新車で買える⁉

ガソリン車のメリット・デメリット

日産GTR

購入できる車の種類としてガソリン車(ディーゼル車含む)・ハイブリッド車・電気自動車(EV車)がありますが、それぞれのクルマのメリット・デメリットについて確認をしてみましょう。

ガソリン車のメリットガソリン車のデメリット
・車両価格が安い(HVやEVに比べて)
・車種が豊富で選びやすい
・ガソリンスタンドがどこにでもあり走行可能距離を心配しなくてよい
・エンジンの音や走行フィーリングが楽しい

・メンテンナンスをすれば20万キロ以上でも走ることができる
・CO2の排出が多い
・エコカー減税を受けにくい
・燃費性能が劣る(HVやEVに比べて)

ガソリン車は販売されている台数が多いため、自分に合った自動車を探しやすく、値段も手頃なものも多く経済的です。総走行距離が少ないのであればハイブリッド車よりも生涯維持費が安くなります。

また、ガソリンエンジン特有の排気音やエンジン音、加速感を楽しみたい人にはガソリン車がおすすめです。

愛車紹介

ボクは楽しく走れるオープンカーが欲しくてダイハツのオープン軽スポーツの「コペン」を中古で購入しました。初代コペン(L880K)で4気筒エンジンに5MTでさらに電動オープンという車でワインディングをゴーカートのようにスイスイ走ってくれる相棒です。

コペンについて興味のある方は「L880Kコペンを買って後悔!【コペンの欠点や維持費、コペンの魅力も解説】」に詳しく書いていますので良かったら読んでみてください。

合わせて読みたい

ハイブリッド車のメリット・デメリット

ハイブリッドマーク

続いてはハイブリッド車のメリットとデメリットについてです。

ハイブリッド車のメリットハイブリッド車のデメリット
・CO2の排出がガソリン車に比べて少ない
・エコカー減税を受けられる
・燃費性能が高い
・静寂性が高い
・車両価格が高い
・駆動用のバッテリーを交換すると費用が高い
・エンジンの楽しさがガソリン車に比べて少ない

ハイブリッド車のメリットは燃費性能が良くエコカー減税を受けられる点です。年間走行距離が多い人などはガソリン車に比べてランニングコストを抑えることができます。

ただし、駆動用のバッテリーを積んでいるのですが電池の劣化を起こしてバッテリーの交換になると数十万円の費用が掛かる場合があります。ガソリンエンジンであれば定期的なメンテナンスのみで20万キロ以上を走ることは可能ですが、ハイブリッド車の場合10万キロや10年でバッテリーの劣化が出てくる場合もあるため、それが最大のデメリットとなります。

電気自動車のメリット・デメリット

テスラ車

まだ馴染があまりない電気自動車のメリットとデメリットを見てみましょう。

ハイブリッド車のメリットハイブリッド車のデメリット
・走行中のCO2の排出がない
・エコカー減税を受けられる
・燃費性能が高い
・静寂性が高い

・モーターの力強い加速が味わえる
・車両価格が高い
・駆動用のバッテリーを交換すると費用が高い

・充電スタンドが少ない
・給電に時間がかかる
・1回あたりの充電の走行距離が短い

電気自動車は文字通り電気で走るため走行中のCO2の排出はゼロです。温室効果ガスの排出を抑える環境性能を重視する方やモーターのみの静かな走行音を求める方にはおすすめとなります。

電気自動車はモーター特有の踏んだら即トルクが立ち上がる電車のような力強い加速が味わえ、ガソリン車とはまた違ったスポーツ走行を楽しむことができます。

デメリットとして、給電に時間がかかることと、遠出した時の充電スタンドを気にしておかないと「電欠」になってしまうということが挙げられます

EV充電器のマンション後付け設置について

EV充電器

電気自動車を買いたいけど、持ち家がマンションでEV充電器が無いから購入をあきらめるしかない。なんていう人は多いのではないでしょうか?マンションで充電器を設置するには総会決議を行い多数の住民賛成が必要になります。EVが普及していない段階で住民賛成を得るのは大変な問題です。

充電器の費用は

賛成が得られたとして充電器を設置する費用はどれくらいかかるのでしょうか?

充電器には数十分で8割充電できる急速充電器とフル充電に5時間程度かかる普通充電器、コンセントから充電する3タイプが考えられます。

電気契約初期工事費
(補助前)
充電器価格
(補助前)
耐用年数ランニングコスト
(使用電力を除く)
急速充電器高圧数百万円数百万円約8年保守点検年数十万円
電気料金の増(※)
普通充電器低圧でも可40~100万円数十万円約8年年間数万円
コンセント低圧でも可40~100万円数千円

コストからすると急速充電器は補助金があっても高すぎるため、電気自動車の普及が100%でないマンションの場合、電気自動車を所有していない住民にも負担を背負わせることになり、急速充電器の設置は現実的に難しいと思います。

コスト面から普通充電器かコンセントとなりますが、充電器を設置する場所の問題や設置工事期間中のクルマの置き場など、解決する課題が多くのしかかります。

マンションに後付けで充電器を設置するのは現時点では現実的ではないですが、今後EV車しか新車販売ができないなどなると状況が変わる可能性は高いです。

今買えるピュアEV 5台を紹介

現在日本で買うことができる電気自動車(EV車)をご紹介します。電気自動車に興味がある方はどうぞ。

日産リーフ

日産リーフの外観
価格332万6400~499万8400円
バッテリー容量40kWh / 62kWh
航続距離322km / 458km

量産EVの先駆車となったCセグカー。日本のEVと言われて最初に想像するのがリーフ!

ホンダ ホンダe

ホンダeの外観
価格451万~495万円
バッテリー容量??
航続距離283km / 259km

ホンダンのシティコミューターとしての使用を想定して開発されたコンパクトEV。かわいらしい顔をしたEV仕上がっている。

マツダ MX-30 EV

MX-30EVの外観
価格451万~495万円
バッテリー容量35.5kWh
航続距離256km

MX-30をベースにしたマツダ初のEV。MX-30のおしゃれな内装とEVの先進性が上手く組み合わさったクルマ。

レクサス UX300e

レクサス UX300eの外観
価格580万~635万円
バッテリー容量54.4kWh
航続距離367km

レクサスのコンパクトプレミアムクロスオーバーのUXをベースにしたレクサス初ピュアEV。レクサスの上品さをまとった高級EV車。

テスラ モデル3

テスラモデル3の外観
価格580万~635万円
バッテリー容量??
航続距離448km / 580km / 567km

Cセグメントの世界的ベストセラーのEV車セダンで、スタンダードプラス(リア駆動で448km)、ロングレンジAWD(580km)、パフォーマンス(AWDで567km)の3つを設定。

ガソリン車・EV車を買うなら中古車も検討

中古車販売

ガソリン車・EV車の購入を考えているのであれば、中古車も検討してみてはいかがでしょうか?

< 【ガリバーの中古車ご提案サービス】>

中古車のおすすめ理由

  • 高年式車であれば、新車よりも安く程度の良いクルマを買うことができる
  • 様々なメーカーから豊富な条件で選べる
  • 全国展開店であれば他県でも条件に合う車を取り寄せることが可能

ガリバーは全国に約460店を展開しており、毎日新鮮な車が各店に入荷されています。ガリバーの累計取引台数はなんと390万台。(※2020年2月現在)ガリバーには車探しのプロがたくさん在籍しており、あなたにピッタリのクルマを探してくれます。

ライフスタイルに合わせて選べる5つの自動車ローンも揃えており、購入資金についてもしっかりサポート。

< 【ガリバーの中古車ご提案サービス】>

まとめ

ガソリンエンジンの新車販売が廃止されるのはいつなのか?現在あるガソリン車やディーゼル車には乗れなくなってしまうのか?電気自動車のメリットやデメリットは何なのか?について解説をしました。

今回の記事をまとめると次のとおりです。

まとめ

  • 2050年カーボンニュートラルの宣言により2035年前後にガソリン車の新車販売がなくなる可能性がある
  • 温室効果ガスの削減のために現在走っているガソリン車も増税などで所有台数を減らす可能性がある
  • ガソリン車のエンジン音や走行フィーリングを楽しみたいのであればガソリン車が販売されている『今』買っておいた方が良い

ガソリン車が将来なくなるかもしれないことはクルマ好きとしては寂しい気もしますが、電気自動車という新しいカテゴリの車種が広がっていくことにも興味があります。

すぐに電気自動車に移行して、ガソリン車が廃止されるとは考えにくいので、ガソリン車・ハイブリッド車・電気自動車と自分の生活に合った車選びをしましょう。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

-クルマのつぶやき