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L880K(初代)コペンはめっちゃ楽しい!2年半所有者のレビュー!

L880Kコペンのオープン動作

こんにちは、きゅうたろうです。

L880Kの初代コペンが欲しい!乗ってみたいけど2シーターのオープンカーだし使い勝手が気になる!そんな方のためにL880Kコペンを詳細にレビューしたいと思います。

きゅうたろう

この記事は以下のような人におすすめ!

  • L880Kコペンの購入を検討している人
  • L880Kコペンの積載性が気になる人
  • L880Kコペンのデメリットが気になる人

車は高い買い物だから失敗したくないですよね!しかもL880Kコペンは2012年に生産終了をしており、10年以上が経過した車両ばかりとなり経年劣化や過走行車が多く、それによるトラブルも発生しやすくなります。

今回の記事では実際に2019年9月にL880Kコペンを購入し、2022年現在も所有しているボクがしっかりとコペンについてレビューをしたいとお思います。

この記事を読めばL880Kコペンの楽しさ、デメリットがわかるようになりますよ!

それでは、どうぞ!

購入したコペンについて

ボクが所有しているL880Kコペン(初代コペン)ですが、2008年式・走行距離81,200キロ・乗り出し価格は93万円のMT車

2019年9月に購入したので、購入時点で11年が経過している車両でしたが、93万円という値段にコペンの人気の高さを知ることができます。

L880Kコペンのフロント側

初代コペンは2012年に生産が終了してから10年が経過しており、なかなか新規のレビューが見つかりません。

特に知りたかったのはオープン時の積載性でした。

オープンでもトランクに荷物が乗せられるか、どれくらい乗せられるのかが気になったのですが、情報が出てきませんでした。

ボクが購入時に知りたかったことをわかりやすくレビューします。

コペンの満足している点

まずは、コペンで満足している点を挙げていきます。

満足している点

  1. 車体が840kgと軽いに加えて低い車高なので、一般道での法定速度内でもスピード感がありめちゃくちゃ楽しい
  2. 軽自動車で軽やかに回る直列4気筒のターボエンジンを積んでいる点(現在4気筒を新車で積んでいる軽自動車はない!)
  3. オープンスポーツカーなのに軽自動車のため維持費が安い(税金、修理やカスタムのパーツ代、車検代など)

オープンスポーツカーで維持費が安くて、楽しい車はほとんどありません。

コペンは非常に貴重なオープンスポーツカーです。

マニュアルをカチャカチャ変えながら、車の少ない一般道を選んでオープンにして走ると、ストレスも疲れもすべてが吹っ飛んでいきます。

コペンの不満な点

続いてコペンの不満な点を挙げます。

不満な点

  1. 経年劣化で塗装やゴム、プラグなどの部品交換が必要
  2. オープンカーという屋根の構造上、クローズ時にガタガタ、ピシッといういわゆるガタピシ音がうるさい
  3. オープンにするとトランクルームが狭くなり、大きいボストンバッグなどはオープンでは乗せられない
  4. 車体が低く、対向車、後続車のヘッドライトが眩しい

10年以上を経過しているので、ゴム類を中心とした経年劣化、消耗品の交換など、ノーメンテナンスというわけにはいきません。そういった部分も自分で手入れしながら楽しめる方には良い車だと思います。

ガタピシ音は対策方法もあり、こちらの記事に対策方法をまとめていますので良かったら読んでみてください→L880Kコペンのルーフからのガタピシ音を消すには100均指サックが大活躍!

オープン時のトランクルームはさすがに狭くなります。詳しくは積載性の項目で解説します。

ヘッドライトの眩しさはスポーツカーあるあるですね。対向車は対策方法がないですが、後続車はルームミラーの防眩機能を使うとあまり気になりません。

L880Kコペンに86用ルームミラーを取り付け

写真はTOYOTAの86の純正ルームミラーを流用して取り付けをしました。

取り付け方法についての詳細は次の記事に詳しくまとめました

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不満点を少しずつ、整備しながら乗ってあげると更に愛着が増していくということで、不満点があるから後悔するということはありません。

結論、非常におすすめできるクルマです。

この後はもう少し詳しくレビューします

L880Kコペンのスペック

L880Kコペンのボンネット内
全長3,395㎜
全幅1,475㎜
全高1,245㎜
ホイールベース2,230㎜
車重840㎏
エンジン659cc直列4気筒16バルブDOHCターボ横置き
最高出力64ps/6,000rpm
最大トルク110N・m(11.2kg・m)/3,200rpm
新車価格149.8万円

現在とハイトワゴン軽の軽自動車と比べると非常に小さくできています。車内はクローズ時は狭いです。

エンジンスペックは軽い車体と合わさり、アクセルを踏めばぐんぐん元気に車体を前に進めていきます。

デザイン

L880Kコペンのフロント

発売から20年が経過しているとは思えない飽きのこないエクステイリアデザインは前と後ろが同じデザインで、全体が丸っこくかわいらしい。

L880Kのお尻

デザインをしたのはダイハツ・デザイン部の山本叔弘さん。

ポルシェの名車356のような存在感を意識したとのこと。

L880Kコペンの参考になったポルシェ356A1600

確かにどことなく漂う雰囲気がコペンに似ているかもしれないですね。

メンテナンス・故障

インジェクションコイルの1つがダメになり、アイドリング不調が購入してから1年ほどして出ました。

L880Kのイグニッションコイル

この時は自分でパーツを購入してDIYで交換をし修理しました。

その他にも経年劣化品の交換で2年半で15万円ほど使っています。

これはどのような車でも10年以上経つと消耗品の交換などが発生するのでしょうがないと考えています。

コペンは中身は普通の軽自動車なのでダイハツ車の他車種のパーツ流用ができたり、アフターパーツがあったりパーツは豊富に流通しており、普通車に比べればパーツの購入費用も安いのはうれしいです。

自分で出来ることは行い工賃を浮かせるようにしています。

オープン時、クローズ時のトランクルームの積載性について

クローズ時のトランクルームの積載性について

L880Kコペンのトランク内の積載容量

クローズ時は深さはないが横に広いので210リットルと容量があり、1泊2日の二人分くらいのボストンバッグは余裕で積める。

普段の買い物でも荷物が乗せられないということにはならない。

オープン時のトランクルームの積載性について

L880Kコペンのクローズ時の荷物を載せられるところ

オープン時には屋根がトランクルームに電動で格納されるので赤枠で囲ったスペースにしか物が乗せられません。

女性のハンドバックや、買い物袋を2個くらいは乗せられますが、旅行用のバッグを載せるのは難しいです。

エンジン

L880Kコペンに搭載されているJB-DETエンジン

レギュラーガソリン仕様で、47kW(64馬力)を発生する直列4気筒DOHCツインスクロールターボJB-DETエンジンを搭載する。

ボクのコペンはノーマルエンジンですが、2速で引っ張って3速に入れてさらにスピードを上げていくとスルスルと6,000回転までエンジンが回り非常に気持ちがいいです。

JB-DETエンジンはレースにも対応できるように設計されており、チューニングすると200馬力以上も出せる、羊の皮をかぶった狼エンジンなのです。

クローズドの状態での車内空間の快適性について

L880Kコペンの運転席はスポーティーにまとめられている
室内空間横幅1,250㎜
室内長800㎜
室内高さ1,040㎜

さすがに屋根を閉じている時は室内は狭いですが、伸長173㎝のボクが運転席に座っても頭が天井にあたることはありません。

オープンカーなのでオープンにすれば室内高は無限大になり、狭さからは解放されます!

L880Kコペンのインパネでオーディオは純正オーディオ

コペンのインパネ周りですが、ボクのコペンは純正オーディオも付いているものですが、チープな感じはなく、ボクは非常に気に入っています。

コペンの安全性【コペンは危なくないのか】

コペンはオープン軽スポーツという特殊なクルマなので、安全性も気になりますよね?

コペンの安全装備などについて詳しく別の記事にまとめているので良かったら読んでみてください。

コペンは危ない!軽自動車のオープンカーは安全なのか?

乗り心地

新車の状態で乗ったことはないので現状でコメントすると、ノーマルサスペンションですが荒れた路面を走るとガタガタと揺れが車内に伝わってくるので、今時の軽自動車のつもりで乗り込むと揺れの大きさにびっくりします。

クローズ時は揺れに合わせてガタピシ音がするので、それも揺れている印象を強くします。

オープン時はガタピシ音が消えて、風を感じる楽しさで不思議と車体の揺れが緩やかに感じます。

価格

カーセンサー調べのL880Kコペンの中古車価格

中古車なので価格はピンキリで、2022年現在平均中古車価格はカーセンサーで調べると75万円

自分で整備ができる人は安い値段の車でいいかもいれないが、消耗品の交換などは必要になる。

心配な人は70万円以上くらいは出して良く整備された車を買ったほうが良い。

購入するまでに複数台を実際にお店に見に行ったが値段が高いものは外観もキレイでメンテナンスがしっかりしたものが多かったです。

購入時のポイント

実際にこれからコペンを買う方に、購入時に見ておくべきポイントを挙げておきます。

コペンの中古車購入時の注意点

コペンの中古車購入時に注意すべき7つのポイント

  1. オープンとクローズの開閉時間
  2. 水漏れによる車内カーペットの濡れが無いか
  3. トランク内の錆
  4. フェンダー錆
  5. マフラー錆
  6. フロア下周りの錆
  7. Vベルトの鳴き、ひび割れがないか

ボクが購入したコペンは展示時点ではタイヤがボロボロだったのとVベルトの鳴きがあったので、納車前に新品に交換してもらいました。

もちろん購入代金は変わらないので、気になる場合はお店の方に伝えて交換してもらったほうがぜったいお得です。

※コペンをこれから買う方はこちらに詳しくまとめていますのでぜひ読んでみてください「L880Kコペン中古車購入時に注意して見るべき7つの確認ポイント!

燃費は良いです

燃費記録を取っていますが、平均で15.76㎞/Lで、低燃費を意識すれば17.67㎞/Lとなっています。

燃料もレギュラーガソリンなのでお財布にもやさしいです。

L880Kコペンの燃費記録

軽自動車に興味があるなら

軽自動車に興味があり、アウトドア好きな人や趣味のバイクや自転車の積載を考えている人は軽バンも面白いですよ!
こちらに詳しくまとめてありますのでよっかたらご覧ください。→軽バン【エブリイ・ハイゼット・アトレー・N-VAN】の特徴と選び方

まとめ

今回の記事ではL88Kコペンのオーナーが2年半所有してみての詳細レビューを行いました。

荷物が積めない、乗り心地が固い、メンテナンスに手間がかかるなど、普通の車より手がかかりますが、オープンにして走ってしまえばすべてを忘れさせてくれる楽しさがあります。

ぜひ、コペンを楽しんでみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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