クルマのつぶやき

スズキ【エブリイワゴン】のデメリット(弱点)を含めて評価レポート

エブリイワゴンのエクステリア

こんにちは、きゅうたろうです!

スズキのエブリイワゴンが気になるけどデメリットはないの?と悩んでいませんか?

今回の記事ではスズキ「エブリイワゴン」を購入する上でぜひとも知っておきたいデメリットを詳しく解説します。

きゅうたろう

の記事は以下のような人におすすめ!

  • エブリイワゴンの購入を検討している人
  • エブリイワゴンのデメリットを知りたい人
  • エブリイワゴンを60万円値引いて買う方法を知りたい人

エブリイワゴンは室内空間がとても広くたくさんの荷物も積載できる便利な車です。

今回はエブリイワゴンを購入した後にがっかりしないためのデメリットを解説し、エブリイワゴンを安く購入する方法もご説明します。

この記事を読めば、エブリイワゴンの特性を納得した上で安く購入できるようになりますよ。

それでは、どうぞ!

軽バン【エブリイワゴン】の車両紹介【スペックと特徴】

エブリイワゴンの各種スペックは以下のとおりです。

エブリイワゴンのスペック

販売期間2015年2月~
乗車定員4名
駆動方式FR車、4WD車
エンジン位置フロント
エンジンR06A型 660cc 直3 DOHC 吸気VVT/吸排気VVT
R06A型 660c 直3 DOHC 吸気VVT インタークーラーターボ
最高出力(kW/rpm)ネット47<64PS>/6,000
最大トルク(N・m/rpm)ネット95<9.7kg・m>/3,000
変速機5MT/5AGS/4AT
ホイールベース2,430mm
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,800-1,910㎜
車両重量840-970㎏

前席、後席、荷室も軽自動車とは思えないゆとりの広さ

エブリイワゴンの室内の広さ

車内は前席、後席、荷室の全てがゆとりあるスペース。4人がゆったり快適に乗りながら、たくさんの荷物を積める大空間です。

エブリイワゴンは、運転席と助手席の間に隙間の無いベンチシートです。ベンチシートでも運転席と助手席は、それぞれ独立してスライド、リクライニングの調整が可能です。

自転車やバイクを積む『トランポ』としても活躍

自転車も余裕で乗せられる

広大な荷室を利用してアウトドアに使用する自転車やツーリング用のバイクも積むことができる『トランポ(トランスポーター)』として使うこともできます。

ここで注意が必要なのが、最大積載量と乗車積載方法違反についてです。

積載の注意点

  • 軽バンの最大積載量は350㎏までにする必要がある
  • 助手席までバイクが乗り出してくると乗車積載方法違反になる(道路交通法第55条2項)

まず最大積載量については4ナンバーの軽バン、軽トラックともに350㎏までと決められており、これを超えると過積載で道路交通法違反となります。

また「乗車積載方法違反」については「 車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、(中略)るような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。」と規定されており、カーテンの装着や荷物が運転者の視野やハンドル等の操作を妨げるような場合には道路交通法第55条違反となります。助手席の視界を遮らないように注意をしてください。

バイクや自転車の固定にはタイダウンベルトを使ってしっかりと固定をしてください。

走行中にバイクが前後移動しないようにトランポ中はフロントブレーキをしっかりとロックさせる必要があり、そんな時に便利なのがブレーキロックです。安全のためこちらも準備しておきましょう。

スライド可能で足元が広く快適なリヤシート

エブリイワゴンのリアシートはスライドが可能

個人的にバンと最も大きな違いと感じるのがリアシート。エブリイワゴンはリアシートにスライドとリクライニング機構が付いています。そのため、リアシートに自由度を求める場合はエブリイワゴンがお勧めです。

車中泊も可能にするフルフラットの車内

エブリイワゴンはフルフラットにすれば車中泊もできる

4人乗っても、ゆとりあるカーゴスペース。家族や友達との旅行はもちろん、趣味の道具を積むスペースにも最適です。多彩なシートアレンジで長尺物も余裕で積載。

フルフラットにすれば、車中泊もできる快適空間に。自分らしく使いこなすほど、遊びや楽しさが広がります。

スズキ【エブリイワゴン】のデメリット(弱点)は

エブリイワゴンの購入の検討をするうえでぜひとも知っておいていただきたい、デメリットを解説します。デメリットを納得して購入すると後悔することがなくなるので、ご自分の使用用途などと照らしながらお読みください。

デメリット1:エブリイワゴンの燃費

エブリイワゴンはR06A型 660c 直3 DOHC 吸気VVT インタークーラーターボを搭載しており、カタログ燃費WLTCモードは次のとおりです。

ターボ13.3㎞/L
エブリイワゴンの燃費

ちなみにN-VANの燃費はNAとターボ、駆動方式がFFと4WDで違っており下記の表を参照してください。

駆動方式NAターボ
FFFF / CVT19.2km/L
FF 6MT19.8km/L
FF / CVT18.8km/L
4WD4WD / CVT17.4km/L
4WD / 6MT18.0km/L
4WD / CVT17.0km/L
N-VANの燃費

燃費性能はN-VANの18.8㎞/L(FF/CVT ターボ)と比べるとエブリイワゴンの13.3㎞/Lの燃費は見劣りをする値となっています。アウトドアや趣味に使用することが多い車で、移動距離が長いため燃費性能が低いのは大きなデメリットです。

デメリット2:エブリイワゴンのインテリア周り

エブリイワゴンのインパネ周り

エブリイワゴンのインパネ周りは非常に機能的に作られていますが、エブリイをベースとしているので装飾などのデザインは少なく、プラスチッキーな素材で高級感に欠ける内装となっています。

この辺りは乗用車ベースの軽自動車と比べると見劣りしてしまいます。

デメリット3:エブリイワゴンの後部座席の座り心地

エブリイワゴンの後部座席の乗り心地はあまり良くない

後部座席のシートはフルフラットに出来ることも想定しているため、シートの厚みが薄く固めになっているので乗り心地が正直なところ良くありません。また、エンジンが床下にあるためフロアが高く、乗降性は良くありません。小さいお子様がいる家族や、後部座席の使用頻度が高い人には大きなデメリットとなります。

座面にクッションを敷くことで対処もできるので、座り心地に不満がある方は試してみてはいかがでしょうか。

デメリット4:エブリイワゴンの荷室が完全なフラットにならない【車中泊がしずらい】

エブリイワゴンの

エブリイワゴンのフルフラットは完全なフルフラットではなく、シートのボコボコができてしまい、そのままで車中泊をするのはちょっと寝ずらいです。車内のシートアレンジをしたときの寝台の上面は樹脂製で固い感触となっており、解消するために車中泊マットが活躍します。

車中泊の寝台は固い感触の部分が多くてそのままでは快適に寝られないので、それを解消するためには車中泊マットは必須です。

純正オプション装備であるベッドクッションがあればエブリィワゴンの車内スペースにマッチするサイズのものとなっており、車内で使える車中泊用のマットでクッション性の高い柔らかな素材のものとなっています。

これを使えば車中泊もぐんと快適になります。

車中泊できるN-VAN解説

デメリット5:エブリイワゴンの安全性能

エブリイワゴンに装備される安全運転支援システムは、スペーシアなどに装備される最新の「デュアルセンサーブレーキサポート」ではなく、旧世代の「レーダーブレーキサポート」です。

性能面は衝突被害軽減ブレーキが約30km/h以下の速度域にしか対応せず、歩行者検知もできない仕様となっています。

機能面でも「車線逸脱警報機能」や「ふらつき警報機能」が付きませんし、側面衝突から乗員を守るSRSサイドエアバッグがオプションでも選べないという安全性能の低さが気になります。

デメリット6:外部電源入力キットの設定がない

エブリィワゴンでは車中泊での車内の使い勝手はなかなか良いのですが、コンセントポートが設定できないという点が残念です。車中泊時に車内の電源ポートを使うと様々な電気製品を使うことができ、照明やちょっとした調理器具、娯楽製品など車中泊の楽しみが一気に向上しますが、外部電源入力キットがないため、100V家電を車内で使うことができません。

解決案:サブバッテリー(ポータブル電源)で家電製品を使う

『Jackery ポータブル電源 1000』

外部電力入力キットが使えるキャンプ場であれば、家電製品の電力に困ることはありませんが、給電が行えない場合には、サブバッテリーを準備する必要があります。

そんな悩みを解決してくれるアイテムが『Jackery (ジャクリ)ポータブル電源 1000』です。

『Jackery ポータブル電源 1000』の特長①:ポータブル充電器なら家庭用コンセントがキャンプで使える

『Jackery ポータブル電源 1000』の特長①:ポータブル充電器なら家庭用コンセントがキャンプで使える

「Jackery ポータブル電源 240」は、278400mAh/1002Whの大容量の大容量のため、キャンプや車中泊、防災時の緊急電源として3~4日程度使用することができます。余裕たっぷりの出力ポートで様々な設備や端末に充電できます。USB端子はPDやQC3.0急速充電に対応したポートを含め合計4個搭載しており、AC出力を3口に増設します。USB、DC、ACなど、合わせて最大8個の機器に同時給電が可能です。

製品消費電力利用時間/回数
スマホ18W Max約54回
パソコン30W約12回
ライト5W約76時間
液晶テレビ60W約14時間
車載冷蔵庫60W約66時間
電気毛布55W約13時間

『Jackery (ジャクリ)ポータブル電源 1000』ならこんなにたっぷりの容量があり、モニターやファン、炊飯器などの高出力家電を使用することができます。1002Whという大容量ながら332×233×243mmのコンパクト設計重量は約10.6kgとなっており、手軽に持ち運ぶことができます。

『Jackery ポータブル電源 1000』の特長②:災害時の備え・非常用電源として

『Jackery ポータブル電源 1000』は278400mAh/1002Whの大容量のため、2~3人で2〜6日程度の電力を確保できます。災害時の緊急電源としてスマートフォン、タブレットの充電に加えて、電子レンジや電気ケトル、扇風機などの家電製品も使用できます。長期保管をしても電力の損失が少なく、突然の停電にも対応可能。さらにソーラーパネル(別売り)と組み合わせれば、太陽光による充電ができるため、電池残量が少なくなっても安心です。一般社団法人 防災安全協会の定める防災製品等推奨品認証を取得しているため、災害時でも安心して使用することができます。

『Jackery ポータブル電源 1000』についてもっと詳しく知りたい人は『Jackery ポータブル電源 1000』は便利すぎて買ってはいけない!特長や使い方、デメリット・注意点について解説」をぜひお読みください。

合わせて読みたい

デメリット7:静寂性

エブリイワゴンは運転席の下部にエンジンが組み込まれているため、どうしてもエンジン音や振動が車内に伝わり易くなります。

ホンダのN-VANはボンネット内にエンジンが格納されているため、エブリイワゴンよりも静寂性が上になります。

スズキ エブリイワゴンのメリットは

続いて、エブリイワゴンのメリットを見てみましょう。エブリイワゴンは人気の車のため、メリットもたくさんあります。

メリット1:シートアレンジによるとにかく広い室内空間

エブリイワゴンの荷物の積載イメージ

エブリイワゴンは軽自動車とは思えないほど広い室内空間があります。スポーツや趣味に合わせて、大量の荷物を乗せることができます。

エブリイワゴンにはハイルーフ車が用意されており、ハイルーフ車の室内高は1,420㎜もあるため、荷物をたくさん積載したい人はハイルーフ車がおすすめとなります。

乗せる荷物の量に応じて、シートアレンジを変えることができるのもエブリイワゴンのメリットとなります。

メリット2:多彩な収納スペース

エブリイワゴンの前席収納スペース
エブリイワゴンのリアの収納スペース

エブリイワゴンにはたくさんの収納スペースが備えられており、軽自動車の限られた室内空間を上手に使用できるように良く考えられています。普段使い時にも収納スペースは重要ですが、車中泊を行う場合、こまごまとしたものを収納できると就寝スペースを広くとることができるので非常に快適になります。

車中泊の車としても人気が高い理由の1つになります。

メリット3:使用用途に合わせたアクセサリーのカスタマイズが容易

エブリイワゴンのラゲッジボートステー

エブリイワゴンにはユーティリティーナットやラゲッジボードステーを標準装備しており、別売りのアクセサリーを使うことで自分の趣味に合わせた室内空間に簡単にアレンジすることができます。

エブリイワゴンのマルチトノボード

マルチトノボードを使えば、室内高を最大限に上手に積むことができるようになります。

エブリイワゴンのマルチルーフバー(サイド・センター) / ロッドホルダー / ルーフパッキングネット

マルチルーフバーは釣竿などの長尺物を邪魔にならずに収納でき、車中泊であれば、お泊り用品の収納スペースとして活用できます。

2段ベッド仕様にすることもできる

エブリイワゴンの2段ベッドセット

2段ベッドセット(ベッドキット、ベッドマット、乗降ボード)を使えば、上下に2人が寝ることができ、車中泊仕様に大変身です。

エブリイワゴンのカータープ

カータープを付ければ外の空間も居住空間にすることができ、広大なキャンプ空間が生まれます。

自分だけの空間で、家族や友人と忘れられないひと時を過ごすことができますね。

『軽バン』スズキ【エブリイワゴン】を安く買うには:1分で60万円値引いて買う方法

あなたが、下取りできる愛車をお持ちであればエブリイワゴンを60万円安く買うことができる方法があります。

通常、ディーラーに新車見積に行ったときに一緒に下取り車の査定をしてもらい下取り価格を提示されると思いますが、ディーラーの下取り価格は一般相場よりも安いことが多いです。

下取り価格を最大限に上げる方法が「車一括査定」です。

車一括査定を使う

車一括査定のメリットは3つ。

車一括査定の3つのメリット

  1. 相見積もりで愛車が高く売れる
  2. 複数社に手軽に査定依頼でき手間が省ける
  3. 車一括査定は1社だけの依頼でも査定金額アップの効果がある

というメリットがあります。愛車の下取りを考えている方はこちらの記事「車一括査定の注意点やトラブル対処法、デメリット・メリットをわかりやすく解説」に分かりやすく丁寧に解説をしましたのでご覧ください。

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『軽バン』スズキ【エブリイワゴン】の未使用車を買うという選択もアリ

新車を購入する以外にも新品同様の車を購入するという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

未使用車とは

未使用車は、以前は新古車と呼ばれていたクルマのことで、登録済みでなおかつ使用していない車のことです。正確には「登録済未使用車」と呼ばれます。つまり、ディーラーや中古車販売店を所有者として陸運局に登録した車のことで、新車ではなく一度は人手に渡った状態になった車です。

販売実績をディーラーが欲しいため、「登録=販売した」こととして陸運局に新車の登録を行い、いったん「売れた状態」にして、車両自体は自社で保管し、後にその車両を中古車として販売するということで未使用車が生まれます。

未使用車は「必要最低限の移動のみで、新車とほぼ変わらない状態の車」ということです。

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まとめ

エブリイワゴンのデメリットを7つ解説しました。デメリットをちゃんと理解していれば、使い方の工夫や、アクセサリーパーツの使用で使い勝手を向上させることも十分に可能です。

また、使い勝手の向上を実現できる室内空間のカスタマイズ性の高さがエブリイワゴンの大きな魅力となっています。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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