こんにちは、きゅうたろうです!
海外のナンバープレートを日本のナンバープレートの下に付けている車がいるけどなんで?と疑問に思っていませんか?
今回の記事では海外ナンバープレートを重ね付けしている意味について解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 海外ナンバープレートを重ね付けしている意味を知りたい人
- 海外ナンバープレートの重ね付けが気になっている人
車関連の記事を当ブログで60記事以上執筆しているボクが日本国内でユーロナンバープレートを付けている意味について分かりやすく解説をします。この記事を読めば、ユーロナンバープレートを付けている意味やユーロナンバープレートについての知識が深まりますよ。
それでは、どうぞ!
ユーロナンバープレートを日本のナンバープレート下に付ける意味は
自動車で入っていると、日本国内なのにユーロナンバープレートを日本のナンバープレートの下に付けて入っているクルマを見かけることがあります。なぜ日本国内なのにヨーロッパのナンバーを付けて走っているのか気になりますよね。
欧州使用車に近づけるための「ユーロカスタム」の1つ
ユーロナンバープレートを付けて走っているのは実は海外仕様のクルマに近づけようとするカスタマイズ「ユーロカスタム」の一つなのです。
ベンツやBMW、フォルクスワーゲンなどの欧州車はもちろん、日本車も欧州で販売されているため欧州仕様車を目指して外観を変えるというカスタムの目的があったのです。
流行は繰り返す「ダサかっこいい」ユーロナンバープレート
ユーロナンバープレートを取り付けるカスタムは2000年前半ごろには存在していました。一時は流行っていたこともあり、ユーロナンバープレートを付けているクルマをちょこちょこ見かけていましたが、現在はあまり見かけなくなりました。
車のカスタムはファッションと似たところがあり、流行があります。ファッションはミニスカートやへそ出しの服が忘れたころに流行るように20年ごとに流行を繰り返すと言われています。ユーロナンバープレートを付けるユーロカスタムも当時の流行を知らない若い世代の子からすると「ダサカッコよく」見えるのではないでしょうか?繰り返す流行を先取りする。ちょうど今頃がタイミングかもしれません。
ユーロナンバープレートの見方
ユーロナンバープレートは欧州連合(EU)域内で多くの国が採用しており、寸法が縦横でおよそ110㎜×520㎜程度(縦横比1:5)のサイズとなっています。左は時には「ユーロバンド」と呼ばれる40㎜幅の青い帯が入り、ナンバープレートの素材は金属製のほかにプラスチック製のものも導入されています。
一番左のアルファベットが国を表す
ユーロバンドに書かれたアルファベットが国を表しています。写真は「CZ」と書かれているため「チェコ」ということが分かります。
国家を示す略号
ドイツ・・・D
フランス・・・F
イタリア・・・I
スウェーデン・・・S
上記は一部の国を記載しましたが、ユーロカスタムでは海外車の車種であれば、メーカーの生産メーカーの国に合わせてアルファベットを合わせるという楽しみ方もあります。ベンツやBMWであればドイツなので「D」ということになりますね。
車種によって国を決めるか、好きな国を付けるか
■自動車メーカー名と生産国
ドイツ | アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、VW |
---|---|
フランス | ルノー、プジョー、シトロエン |
イタリア | フィアット、アルファロメオ、フェラーリ |
スウェーデン | ボルボ |
イギリス | ロータス、ジャガー、ローバー |
車種の生産国に合わせてアルファベットを選ぶという選択以外に、自分の好きな国で選んでも良いと思います。なぜならベンツやBMWが日本でも走っているように、日本車も様々な国で現地仕様に少し変更され売られています。ですので、欧州仕様車を目指すということでユーロナンバープレートを付けるのであれば、自分が好きな国、オランダ「NL」やスペイン「E」を付けるのも楽しいですね。
カスタムは自由です!自分が好きなように楽しみましょう。
ボクは軽自動車のオープンカー「初代コペン」を所有しておりカスタムやメンテナンスをできる限り自分で行いながら楽しんでいます。もしよかったらコペンに関するブログも読んでみてください。「L880K(初代)コペンはめっちゃ楽しい!2年半所有者のレビュー!」
ユーロナンバープレートを下に付けても違反にはならない
ユーロナンバープレートを日本のナンバープレートの下に重ね付けして公道を走っても問題ないかの質問に対する答えは「問題ない」です。
日本のナンバープレートに被って装着されているなど、日本のナンバープレートが読み取りにくくなっている場合はもちろん違反になってしまいますが、日本のナンバープレートが隠れず、規定の位置に装着されていれば公道を走っても違反とならい可能性が高いです。
フロントが装着が出来るがリアは封印があるため難しい
ナンバープレートは軽自動車は前後ともにボルト締めされているので問題ありませんが、普通自動車はリアのナンバープレートが封印がされているのでナンバープレートの取り外しができません。リアにも取り付けたい場合はマグネットで付けるなどの工夫が必要な場合があります。
日本のナンバープレートはアメリカと同じサイズ
日本のナンバープレートが付けられるよういなったのは1951年ごろ。車の台数が増えるに従い、交通事故の件数も増えて車両を管理する必要が出たためナンバープレートが誕生しました。日本のナンバープレートのサイズは実はアメリカと同じ形をしています。1951年当時は第二次世界大戦が終戦してまだ間もないということもあり、アメリカの進駐軍がいました。ですので、アメリカを参考に日本のナンバープレートも作られたのだと考えられます。
日本のナンバープレートは地域だけでなく用途も表す
日本のナンバープレートとユーロナンバープレートの表記の大きな違いはユーロナンバープレートは地域だけを表すのに対して日本のナンバープレートは地域と用途(自家用車や商用車など)も表す点です。
日本のナンバープレートサイズは車のデザインを崩してしまうということでダサいと言われることがあります。
ユーロナンバーサイズに日本も変わるのか
実はお隣の韓国も日本のナンバープレートと同じようなサイズでしたが、2006年にユーロナンバープレートと同じようなサイズに変更がされました。ヨーロッパへの輸出も考えた時にデザインをユーロナンバープレートサイズで考えられるという利点があります。
日本もナンバーサイズについて議論をされたことが2012年にありました。その時はナンバープレートの読み取り機器や車両の改修など多くのシステムに日本のナンバープレートサイズが浸透しているため、コストに見合わないということで議論は終わってしまいました。
ボク個人の意見としてはユーロナンバープレートサイズのほうがカッコいいと思うのですがね。
ユーロナンバープレートカスタム
ユーロナンバープレートを付けたい時、どこでユーロナンバープレートを手に入れればいいのでしょうか?
ユーロナンバープレートの入手は簡単に可能でAmazonや楽天市場で購入ができます。値段は一万円前後のため、少し高いと感じてしまうかもしれません。
ユーロナンバープレートそのものではなく、日本のナンバープレートからはみ出す両サイドだけユーロナンバープレート風にするこちらのアイテムであれば比較的安くユーロカスタムをすることができます。
まとめ
今回の記事ではユーロナンバープレートを付ける意味や、ユーロナンバープレートの見方などを解説しました。
今回の記事をまとめると次のとおりとなります。
まとめ
- ユーロナンバープレートの重ね付けは「ユーロカスタム」の一つ
- 流行は繰り返すため、再流行の先取りで「ダサかっこいい」を狙いユーロナンバープレートを取り付けるのもアリ
- ユーロナンバープレートの左端の青い帯のアルファベットが国を表す
ユーロナンバープレートのカスタムや日本のナンバープレートについて詳しく解説をしました。カスタマイズは自由です。自分がカッコいいと思うスタイルを自由に楽しんでみましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。