こんにちは、きゅうたろうです!
キャンプでも家電を使いたいし、災害時の停電にも備えておきたいけどどんなポータブル電源を用意すればいいかわからないな?そんな悩みを解決してくれる『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の特長や使い方、デメリット・注意点について解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- キャンプやイベントで家電製品を使えるポータブル電源を探している人
- もしもの時の災害にも備えておきたい人
- 安心安全なポータブル電源を探している人
キャンプや車中泊、野外のイベントでホットプレートやポットや冷蔵庫などの家電が使えると便利ですよね。アウトドア以外にも災害時の緊急用の電源など、大容量のポータブル電源があれば様々な場面で役に立ってくれます。今回は、当ブログでアウトドアや自動車関連の記事を100記事以上執筆しているボクが『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の特長や注意点などを分かりやすく説明をします。
この記事を読めば、ポータブル電源のことがよく分かり、災害時の備えやアウトドアで『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』を使いこなすことができるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
Jackeryはどんなブランドなのか?
Jackery(ジャクリ) ブランドは、創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり、2012年米国にてJackery Incとして設立され、ブランド名は「Jackery」の語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となって名付けられました。
最先端の研究開発および製造の専門知識を積み重ね、2015年:世界初のリチウムポータブル電源を開発、2019年:日本法人 株式会社Jackery Japanを設立、同年にはJVCケンウッド社と戦略的パートナーとして活動を精力的に展開しています。
「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を提供するため、「ポータブル電源」「ソーラーパネル」の分野で、品質・技術の高いより良い製品を届けられるように活動をしている会社です。
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」の特長
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」は、Jackery最高クラスの2160Whの大容量と定格出力2200Wの高出力を実現。アウトドアでのホットプレートやコーヒーメーカーの使用はもちろん、家の家電も動かすことができる大容量バッテリーです。3つのAC出力ポート(コンセント)を備え、2つのUSB-A出力ポート、2つのUSB-C出力ポート、1つのシガーソケット出力ポートで家電からモバイルなど幅広い電化製品を複数同時に給電します。
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」についてもっと詳しく特長をみていきましょう。大きな特長は5つで、1つ1つ解説します。
2000Proの特長
- 家のエアコンや冷蔵庫も動かせる超大容量
- 発電機と比べ超静音
- 電化製品が複数同時に使える
- 災害時に非常電源として大活躍
- 高い安全性
特長①:家のエアコンや冷蔵庫も動かせる超容量
Jackery ポータブル電源 2000 Proは、Jackery最高クラスの2160Whの大容量と定格出力2200W(最大瞬間出力は驚異の4400W)の高出力を実現しています。アウトドアでもIH調理機、ドライヤー、ホットプレートなどの高出力家電が使用可能になります。2160Whの大容量のため、大人数でのキャンプや連泊キャンプ、車中泊に加えて、台風や洪水など電気が使えなくなったときの災害の備えとしてもご活用いただけます。
特長②:発電機とくらべ超静音
Jackery ポータブル電源 2000 Proは、家庭用コンセントで充電できる大容量バッテリーです。燃料を使って発電をする発電機と違い、使用はボタンを押すだけ、作動音はバッテリーを冷却するためのファンが回る音がするくらいなので、キャンプの夜や車中泊の車内、災害時のマンションでの使用でも周りを気にすることなく使えます。
特長③:電化製品が複数同時に使える
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」は、2160Whの大容量と定格出力2200Wの高出力で、アウトドアでのホットプレートやコーヒーメーカーの使用はもちろん、エアコンや冷蔵庫といった家の大型家電も動かすことができます。3つのAC出力ポート(コンセント)を備え、2つのUSB-A出力ポート、2つのUSB-C出力ポート、1つのシガーソケット出力ポートで家電からモバイルなど幅広い電化製品を複数同時に給電します。
特長④:災害時に非常電源として活躍
ポータブル電源 2000 Proは2160Whの大容量と2200Wの高出力のため、緊急時にモバイルの充電はもちろん大型家電を動かすことができます。例を挙げると520wの冷蔵庫であれば75時間稼働、1160w電子レンジでれば96分稼働、1150wのエアコンであれば2時間稼働できます。
別売りのソーラーパネルで充電すればもっと長時間の運用ができるので、電源が喪失した時の緊急電源として大活躍します。ACアダプターによるコンセントからの充電はもちろんのこと、最大1400WのDC入力ポートを装備しており、コンセント充電する場合は約2時間でフル充電が可能。自動車のシガーソケットする場合は約24時間でフル充電が可能。別売りのソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」の6枚と組み合わせることで、約2.5時間でフル充電が可能です。
ソーラーパネルの記事はコチラ
『Jackery SolarSaga 100』は自然災害の影響で停電が発生した際に、ソーラーチャージャーで太陽光を使って電気を得ることができます。スマホのバッテリーが切れないことで、連絡手段を確保し、さらに災害時に重要な情報を確実に得ることができます。ポータブル電源と一緒に使えば、電源のない場所でもポットや炊飯器などの家電製品も使用でき、心強いアイテムとなります。
『Jackery SolarSaga 100』についての記事は「『Jackery SolarSaga 100』は便利すぎて買ってはいけない!特長や使い方、デメリット・注意点について解説」をぜひお読みください。
特長⑤:高い安全性
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」はデュアルバッテリーチップを搭載したバッテリーマネージメントシステム(BMS)によって過充電や過放電を防止することで高い安全性を実現しています。また4つの温度センサーで異常発熱などを確実に防ぐため、安心してご使用いただけます。
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』のレビューコメント(口コミ)
扱いやすい
1,400Wの電熱機を使用したが問題なし。
Amazon
電源がないアウトドアなどに重宝している。
重さは約20kgと重いが持てないほどではない。
操作方法は直感的に行えるので
機械音痴にも扱いやすいと思う。
太陽光パネル(ソーラーチャージャー)セットを購入したが、これはしっかりと充電してくれるので見ていて楽しい。
日常でW数など気にすることはないが、
購入してからは良い意味で気になるようになったので、これはこれで良かったと思う。
安くはないが防災の観点からも
購入して良かったと思う。
あとは耐久性がどれほどか、期待したいと思う。
壁コンセントを持ち歩いてる感覚
いくつかポータブル電源を使ってきました。小、中容量は可搬性は良いですが、バッテリー残量を気にしておかないとならないため、こちらを選択しました。
屋外で使う場合、車での移動が前提ならその重さは大きな問題にはならないかもしれませんが、手で運ぶ場合はそれなりの力が必要です。
AC出力が3口あり便利ですが、12V出力がシガーソケットだけなのは少々残念で、DCコネクタがあるとよかったです。AC出力時は本体の冷却ファンが動作しますが、屋外ではそれほど気になるほどではありませんでした。
バッテリー容量や、充電速度は十分満足のいくもので、自然放電も非常に少なく災害時の備えとしても最適です。ソーラーパネルとセットで導入しましたが、オフグリッド環境がある安心感は他では得難いものです。
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冷蔵庫を3日以上使うことができる
太陽光発電をしているのですが、買取額が大幅に下がってしまったので蓄電池を考えていました。しかし100万前後かかってしまい諦めました。災害時に家庭用冷蔵庫が使いたかったのでいろいろ調べた結果、こちらの製品にたどり着きました。3日以上使えるので満足しています。充電時間はカタログどおり短かったです。かなりお勧めです。
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これ1台で安心
外箱が大きいので中身もそれ相応かと思いきや意外とサイズは小さかったです。
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ただ重量は19.5kgと重たいため女性が持ち運ぶのは大変そうです。
高出力のためこれ1台ですべての家電がカバーできて無茶な使い方をしなければ同時使用も可能です。
パネルが大きいので電池残量表示や残り使用可能時間も見やすいです。
ポータブル電源としての機能は満足いくものでした。
価格は他社よりちょっと高い気はしますがいざという時使えなかったら困るので有名メーカーのものが安心できると思います。
「Jackery ポータブル電源 」のスペック
型番 | JE-2000A |
サイズ&重量 | サイズ:約384x269x307.5mm 重量:約19.5kg |
定格容量 | リチウムイオン電池 50Ah/43.2V(2160Wh) |
入力ポート | AC入力:100V - 50Hz/60Hz 最大15ADC入力ポート:11-17.5V(動作電圧)/8A、2ポート電流制限8A;17.5-60V(動作電圧)/12A、2ポート電流制限24A、 合計1400W |
出力ポート | ・3 x AC出力:100V - 50Hz/60Hz 1ポート最大20A/2000W 3ポート合計2200W(瞬間最大4400W) ・2 x USB-A出力:Quick Charge 3.0、5-6V/3A、6-9V/2A、9-12V/1.5A、 ・各ポート最大18W2 x USB-C出力:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A、 ・各ポート最大100Wシガーソケット出力:12V/10A |
付属品 | ・AC充電ケーブル ・車載用シガーアダプター ・取扱説明書 ・保証書 |
認証 | UN38.3、QC3.0 |
保管温度 | ‐10℃~40℃(炎天下の車内で保管しないでください) |
動作温度 | ‐10℃~40℃ |
充電温度 | 0℃~40℃ |
充電時間 | コンセント充電:約2時間 シガーソケット充電:約24時間 ※50HZ/60HZは自動切換え |
ポータブル電源比較記事
『Jackery ポータブル電源 』には複数のモデルがあります。自分の目的に合ったポータブル電源を探している人は、各モデルのバッテリー容量や出力ポートなど機能の比較や、使用シーンについて書いた記事「『Jackery ポータブル電源 』を比較せずに買ってはいけない、特長、用途別にモデル比較を解説」をぜひお読みください。これを読めば、あなたにピッタリの「Jackery ポータブル電源」が見つかるはずです。
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の寿命(耐久年数)は
ポータブル電源に内蔵されているリチウムイオン電池は、車に使用されている鉛蓄電池より、はるかにエネルギー密度が高く、小型化、軽量化に成功した結果、近年ではスマートフォンに導入され、広く普及しました。
リチウムイオン電池は充電して繰り返し使える点が特長ですが、バッテリーの充電および放電には化学変化を利用しており、充放電を繰り返すとどうしても劣化し、蓄電容量が減ってきてしまいます。バッテリー性能が低下し、蓄電容量が減った結果、100%充電済みと表示されていても、実際には購入時の蓄電容量よりも減ってしまって、長く使えなくなってしまう状態のことを、ポータブル電源の「寿命」と呼んでいます。
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の寿命(耐久年数)はポータブル電源2000 Proは1000サイクルの充電・放電を繰り返しても80%の蓄電容量が保証されています。
「サイクル」とは充電の回数ではなく、0%から100%まで充電したことで1サイクルとなります。
具体例を挙げると、1000サイクルの場合、月に4回0%から100%までフル充電をした場合、年間48サイクル分充電することになり、その場合は計算上約20年間にわたりバッテリーの蓄電容量が80%以上をキープすることができます。経年劣化を考慮しても15年は使えるでしょう。
上記から分かるようにかなりの長期間稼働させることができます。
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の寿命(耐久年数)を延ばす方法
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の寿命(耐久年数)を延ばす方法は次の2点に注意して使用しましょう。
温度管理に注意する
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』はリチウムイオン電池が使われています。リチウムイオン電池は高温と低温の両方に弱く、炎天下や氷点下で使用するとダメージを受けてポータブルバッテリーの寿命が劣化してしまいます。
Jackeryのポータブル電源の動作温度は-10℃から40℃の範囲ですが、リチウムイオン電池が劣化しにくい使用推奨温度は、一般的に16℃から25℃の間となりますので、-10℃や40℃と言った環境で使用するとバッテリーに負担がかかってしまいます。
屋外の直射日光の当たるところにポータブル電源を放置すると、バッテリーの温度は30℃を余裕で越えてしまいます。屋外に置く場合は設置する場所を机の下などの日陰にする。またリチウムイオン電池は、熱だけでなく寒さにも弱いという特徴がありますので、寒い時期であれば屋外で使う時だけ外に出し、使用後はテントの中に入れると良いでしょう。
バッテリー充電方法に注意する
リチウムイオン電池は、適切な充電を行うことでバッテリーの寿命を延ばすことが可能になります。
バッテリーを完全に放電した後に長時間放置してしまうと「自己放電」と「過放電」と言う現象が起こり、完全に放電した状態からさらに電気を放出してしまいます。バッテリーがこの過放電の状態になってしまうとバッテリー内で起こってほしくない化学変化が起こってしまい、充電性能が低下します、
これは満タンに充電を行ったうえでさらに充電を続ける場合も同様です。電気が満タンの状態では正極が設計以上の電気を蓄えようとして「過充電」の状態になってしまう場合があります。
この過充電の状態が長期間続くとバッテリーの劣化が起こってしまい、寿命が縮むという訳です。過放電も過充電もどちらも不可逆的な変化のため充電や放電を行ってもほとんど元に戻りません。
ちなみにJackeryのポータブル電源は、最先端のバッテリーマネージメントシステム(BMS)を搭載しており、過充電や過放電を防止することができます。
ポータブル電源は屋外で使うことも多く、つい外に置きっぱなしにしてしまったり、充電したままにしがちですが、これらの使用方法はポータブル電源の寿命を縮ませます。使い終わったら屋内へ、充電が終わったらきちんとコンセントなどを抜くだけでポータブル電源寿命を延ばすことができます。
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の廃棄方法
リチウムイオンバッテリーは不燃ごみや粗大ごみとして捨てることは出来ず、各自治体によって取り扱いが決まっています。一般的に処分する方法として
- 家電量販店
- 製造元メーカー
- 自治体
- リサイクルショップや不用品回収
がありますが、Jackeryポータブル電源/ソーラーパネルはJackeryが引き取りをしてくれます。廃棄をご希望の場合は「Jackeryカスタマーサービス」まで連絡をしてください。
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』のデメリット・注意点
『Jackery ポータブル電源 2000Pro』のデメリット・注意点について見ていきます。
『Jackery ポータブル電源 2000Pro』は19.5㎏と重量がある
『Jackery ポータブル電源 2000』はコンパクトで軽量設計とはいえ、大容量のバッテリーのため19.5㎏と女性や子供、お年寄りには持ち運ぶのに苦労をする重量となっています。力が弱い方が移動する場合には台車を使用するなど工夫が必要です。
充電切れになったら使えない
『Jackery ポータブル電源 2000Pro』はリチウムイオンバッテリーですので、当然ですが充電がなくなれば使用できなくなります。『Jackery ポータブル電源 2000Pro』は2160Whの大容量と定格出力2200Wの高出力なので、2~3泊程度のキャンプであれば問題ないと思いますが、もし充電が心配な場合は外部電源が使用できるキャンプ場を使うか、別売りのソーラーパネルを準備しておくと良いでしょう。
温度管理に気を付ける必要がある
炎天下や氷点下の屋外で使用するとリチウムイオンバッテリーが劣化する可能性があります。Jackeryのポータブル電源の動作温度は-10℃から40℃の範囲です。この範囲でも稼働はしますが、リチウムイオンバッテリーに負荷をかけにくい推奨温度は16℃~25℃程度と言われています。炎天下での屋外の使用は日陰に設置をしたり、冬、使用しない時は車内やテント内にしまっておくなど、温度変化の少ない環境での使用を心がけると良いでしょう。
まとめ
今回の記事では『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』の特長や使い方、デメリット・注意点について解説をしました。
『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』は2160Whの大容量と定格出力2200Wの高出力のため、冷蔵庫やエアコン、炊飯器などの高出力家電を使用することができます。キャンプ、車中泊に加えて、停電時の緊急電源としても最適で、あなたのアウトドアライフや普段の日常生活の移動できるコンセントとしておおいに活躍してくれるでしょう。
災害時の緊急用の電源やアウトドヤやイベントでのポータブル電源をお探しであれば『Jackery ポータブル電源 2000 Pro』を試してみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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