こんにちは、きゅうたろうです!
バイクや自転車のチェーンのメンテナンスってどうやればいいんんだろ?使うアイテムや方法を知りたいなと悩んでいませんか?
今回の記事ではチェーンメンテナンスのに必要なおすすめアイテムや注意点・方法をわかりやすく徹底解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- チェーンメンテナンスの方法を知りたい人
- ワコーズの『CHA-Lチェーンクリーナー』について知りたい人
- ワコーズの『CHLチェーンルブ』について知りたい人
バイク、自転車を安全に乗るにはチェーンのメンテナンスが非常に大切です。チェーンは動力をタイヤに伝えているため、常に強い力がかかっていますし、露出しているので埃やオイルなど様々な汚れがこびりつきます。
今回の記事では当ブログで自動車やメンテナンスに関する記事を70記事以上執筆しているボクがチェーンメンテナンスができるワコーズの『CHA-Lチェーンクリーナー』、ワコーズの『CHLチェーンルブ』について分かりやすく解説をします。
この記事を読めば、チェーンメンテナンスに必要なアイテムやメンテナンス方法について良く分かり、自分でメンテナンスが正しくできるようになりますよ。
それでは、どうぞ!
チェーンメンテナンスの目的・効果
バイクや自転車のチェーンは、地面に近い位置に設置されており、カバーもないため汚れが付着しやすく定期的に清掃やメンテナンスが必要です。注油だけでもダメですし、清掃だけを行ってもだめです。
まずはチェーンメンテナンスがなぜ必要なのかを解説していきます。
チェーンが伸びると出るデメリット
チェーンメンテナンスは清掃や潤滑、チェーンの張りを保っておく必要があります。チェーンは動力をタイヤに伝える重要な部分なので、チェーンが上手く動かないとバイクも自転車も動かなくなってしまいます。
チェーンが伸びた場合のデメリットは次の3つが挙げられます。
チェーンが伸びるデメリット
- 操作性・乗り心地が悪化する
- 燃費が悪くなる
- チェーンの騒音が大きくなる
①操作性・乗り心地が悪化する
チェーンが伸びると摩耗によりアクセル操作に対する反応が悪化し、正確な加・減速が行われなくなり、ギクシャクした走りになります。
②燃費が悪くなる
チェーンが伸びるとチェーンの硬直や錆による固着でフリクションロス(摺動抵抗)が増え、燃費が悪くなります。
③チェーンの騒音が大きくなる
チェーンから発せられる騒音も大きくなるので、周囲の環境に悪影響を及ぼします。
チェーンメンテナンス時期の目安
メンテナンスの目安は長くても約500km走行ごとに行うようにします。雨天走行後は500㎞未満であってもチェーンルーブが雨水で流れ落ちてしまうため、走行後は必ずメンテナンスを行いましょう。
紫外線や雨・道路の埃、時期により凍結防止剤などが付着し、チェーンの寿命を短くする事がありますので洗車をして、定期的に洗浄、注油を行います。
チェーンメンテナンスのおすすめアイテム
チェーンメンテナンスを行うにあたって、必要なおすすめアイテムをご紹介します。目的にあったものであればご自分のお手持ちのもので代用してももちろんかまいません。
バイクスタンド【オートバイ用】
清掃や注油時にチェーンを動かす必要があります。バイクの後輪が浮かすことができない場合はバイクスタンドを使用して後輪を自由にうごかせるようにしてください。
ワコーズ『CHA-C チェーンクリーナー』
チェーンクリーナーはこびり付いた泥汚れや油汚れを溶かしだすものです。チェーンクリーナーを準備する時に重要なのがシールチェーンには経年劣化が起こるOリングが使用されています。Oリングはゴムやプラスチックなどの樹脂素材で作られていることが多いので樹脂にダメージを与えないチェーンクリーナーを使用する必要があります。
そんなチェーンクリーナーに最適なのがプロも愛用するワコーズの『CHA-Cチェーンクリーナー』です。各種チェーンやパーツ類の頑固な油・グリース汚れを落とす非乾燥性の洗浄剤で、生分解性試験で約80%と非常に高い生分解度を示す環境に優しい洗浄剤です。非乾燥性なので少ない量で洗浄でき、防錆剤の配合により洗浄後の錆の発生を抑えます。また、ゴムを痛めないのでシールチェーンにも安心して使用できます。チェーンメンテナンスをするならぜひ準備しておきたいアイテムです。
ワコーズ『CHLチェーンルブ』(チェーンオイル)
バイク用のドライブチェーンオイルは飛散防止加工がされているため、タイヤなどに付着するオイル汚れを抑えてくれます。また、フッ素樹脂を配合しているチェーンオイルの場合、防錆性と潤滑性の高い被膜を形成します。
チェーンルブで絶大な人気を誇るのがワコーズの『CHLチェーンルブ』です。
フッ素樹脂を配合し、潤滑性・耐摩耗性・浸透性・付着性に優れ、長期間潤滑効果を発揮します。“ロングライド”に耐え、日々変わる風雨の中での走行や高速レースでも飛散しにくく、薄い被膜で砂や埃等が付着しにくい特性を持っています。自転車やバイクをはじめ各種チェーンに求められる性能を、高次元で実現したハーフウェットタイプのチェーン用防錆潤滑剤です。シールチェーンにも安心して使用できます。
チェーンルブに迷ったらこれを選べばOKです。
チェーンブラシ
チェーンに付いた汚れを除去する際に使用します。身近な代用品として歯ブラシを使用できますが、専用の柔らかい毛足のブラシを使用することで、砂、ほこりなどのゴミを落としやすくなります。また、シールチェーンの場合、金属ブラシなど硬質なブラシを使用するとOリングを傷つけてしまう恐れがあるため、毛足の硬いものは避けたほうが良いです。
ウエス(ペーパータオル)
ウエスは清掃時、または塗布し過ぎたドライブチェーンオイルなどを拭き取る際に使用します。キッチンペーパーなどでも代用可能です。ふき取りによく使いますので多めに用意しておきましょう。
段ボール・新聞紙
塗布したドライブチェーンオイルが床や車体、タイヤに垂れることを防ぐために活用できます。自宅ガレージや駐輪場などの地面を保護したい場合、車体下に敷いて作業すると後片付けも楽になります。
チェーンメンテナンスの手順
チェーンメンテナンスは2つの工程に分かれます。まずは「チェーンを綺麗に洗浄・清掃する工程」と「チェーンにチェーンルブ(オイル)を塗る工程」です。それぞれを解説します。
チェーンを綺麗に洗浄・清掃の手順
バイクチェーンの洗浄方法は次のとおりです。
チェーンを綺麗に洗浄・清掃する
- スラッジを洗い流すためにクリーナーを外側、内側のコマ間に1~2周ずつ吹き付ける
- 汚れを浮かせるためにしばらく放置する
- 汚れが浮き、取れやすくなってきたらブラシを使用して汚れをこすり落とす
- 汚れをこすり終えたら水をかけて洗い流す
- 汚れが落ちていない箇所は1~4を繰り返す
チェーン洗浄・清掃時の注意点
チェーンのメンテナンスは必ずエンジンを止めた状態で行うようにしましょう。
スタンドでリアタイヤを浮かせ、ギアを1速に入れアイドル状態でチェーンの洗浄や注油をすると、手がチェーンやスプロケットに挟まれるなど大怪我につながる可能性があり大変危険です。
チェーンにチェーンルブ(オイル)を塗る手順
ドライブチェーンの注油は正しい手順でおこなわないと、走行時にオイルが飛散して周辺パーツの劣化を早めてしまう可能性があります。以下の手順を参考に、バイクチェーンの注油をおこないましょう。
チェーンにチェーンルブ(オイル
- ドライブチェーンの左右、前後スプロケットが噛んでいる中央のローラーにチェーンオイルを吹き付ける
- すべてのコマにドライブチェーンオイルが行き渡ったらタイヤを回転させて馴染ませる
- ウエスを使いチェーンを巻くように握り、タイヤを回転させて余分なオイルを拭き取る
チェーン注油の注意点
オイルの拭き取りが不十分だと、走行中に車体に飛散するだけでなく、タイヤの底面に付着して転倒のリスクが高まるため注意してください。
メンテナンスで固着したボルトにはワコーズの『ラスペネ』を使う
メンテナンスをしていると、錆びて固着したボルトに手こずることもあります。そんな時に活躍するのがワコーズの『ラスペネ』です。
ワコーズが発売している強力な浸透力と防錆性を有するフッ素化合物の浸透潤滑油剤です。360°すべての傾きで噴射可能な特殊バルブと折りたたみ式ノズルを採用しており、遠距離や狭い場所へも容易に噴射できます。
普通は注油する時は洗車した後に水気を拭き取るか、乾くまで待たなければいけないのですが、ラスペネは水置換性なので水に濡れた状態でも水と置き換わって浸透して効果を発揮します。
噴射剤にCO2を採用し内容量を極限の350mlまで増大した業務用タイプになります。
ラスペネ4つの性能
- 浸透性・・・錆で固着したボルト・ナットの微小な隙間にも確実に浸透してボルト・ナットを緩めます
- 潤滑性・・・使用箇所の作動をスムーズに維持する耐荷重性・耐摩耗性・低摩擦係数に優れた潤滑剤
- 防錆性・・・長期にわたり錆を防ぎ、スムーズな作動を維持する防錆性
- 水置換性・・・濡れた箇所に噴霧するだけで直ちに水と置き換わる水置換性という性質で即座に浸透・潤滑・防錆効果を発揮
ラスペネについて興味がある方は「錆びたボルトにワコーズ『ラスペネ』!使用上の注意点と効果や使い方」をぜひお読みください。ラスペネについて分かりやすく解説をしました。
オイル漏れ・オイル下がり・オイル上がりにはワコーズの『エンジンパワーシールド』を使う
エンジンオイル漏れが起こる原因はオイルシール(ガスケット)の劣化によるものです。エンジンは金属のパーツをいくつも組み合わせて作られています。エンジンのパーツ同士をつなぎ合わせるときにつなぎ目からオイルが漏れないようにガスケットというスキマを埋めるものを間に挟み、隙間を塞ぎます。
しかし、経年劣化でオイルシールが弾力性・伸縮性が失われて、痩せていきます。エンジンは高温になるため、熱せられたり冷めたりで過酷な環境にさらされています。徐々に弾力性がなくなり、部品同士の隙間ができオイルが漏れ始めます。これがオイル漏れの原因です。
そんな時にはワコーズの『エンジンパワーシールド』を使用してみてはいかがでしょうか。
エンジンパワーシールドの特徴
- ゴム膨潤効果でエンジンオイルの漏れ・にじみを防止する。
- 摺動部分の油膜を強化することで、オイル上がり・下がりを防止する。
- 油膜を強化し、メカニカルノイズを低減する。
- 油膜を強化することで燃料希釈による粘土低下を抑制する。
- エンジン各部の摩耗を減らし、エンジン寿命を延長させる。
ワコーズの『エンジンパワーシールド』をもっと詳しく知りたい方は「【エンジンオイル添加剤】ワコーズ『エンジンパワーシールド』のメリット・デメリット・効果を分かりやすく解説」をぜひお読みください。
バイカーに大人気のガソリン添加剤ワコーズの『フューエルワン』
ワコーズのガソリン添加剤『フューエルワン』は給油時に入れるだけで使える添加剤です。
ガソリン添加剤とは、ガソリンに混ぜてエンジンを動かすことで、燃焼室、吸排気バルブ、インジェクターなどに蓄積したカーボン・ワニス・ガム室などを除去し、エンジンの性能を回復させる効果を発揮します。排気量の小さいバイクや軽自動車は、小さい排気量でパワーを出すためにエンジン回転数が高くなりやすいので、その分、カーボンなどの不純物が付きやすくなります。なので、バイクや軽自動車には特に使用をおすすめします。
フューエルワンについて詳しく知りたい方は「【ガソリン添加剤】フューエルワンの「デメリット」と「効果」をわかりやすく解説」にまとめていますのでぜひお読みください。
まとめ
今回の記事ではチェーンメンテナンスに必要なおすすめアイテムや注意点・メンテナス方法について解説しました。
チェーンはバイクや自転車の重要な部品です。トラブルが起こらないように定期的にメンテンナンスをするようにしましょう。
チェーンメンテナンスにはワコーズの『CHA-Cチェーンクリーナー』『CHLチェーンルブ』が非常におすすめですので、メンテナンスをするのであれば準備しておくと安心でしょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。