こんにちは、きゅうたろうです!
プレクサスで車やバイクを綺麗にしたいけど、使い方が分からない、使っていけない場所はないの?デメリットも教えて!と悩んでいませんか?
今回の記事では幅広い箇所に使用できる万能コーディング剤の『プレクサス』についてのデメリットや使ってはいけない場所・注意点や効果についてわかりやすく丁寧に解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- プレクサスのデメリットが知りたい人
- プレクサスの使用できない場所を知りたい人
- プレクサスの使い方を知りたい人
愛車をいつまでも綺麗に保っておきたいと誰しもが思っています。ボクは2008年式のダイハツのオープンカーL880Kコペンを所有していますが、古い車のため綺麗な状態を維持するためにメンテナスが欠かせません。そんなコペンに愛用している洗浄コーディング剤『プレクサス』について詳しく解説をします。
この記事を読めば、『プレクサス』のデメリットや使ってはいけない場所が分かり、プレクサスの効果を最大限に発揮することができるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
プレクサスとは
プレクサスは、戦闘機のキャノピー(強化プラスチック)をクリアに保つため開発されたプラスチック専用整備品です。パイロットのクリアな視界を保つことがパイロットの命を守ることに繋がるため、戦闘機にも使えるプレクサスは非常に優れたアイテムとなっています。
過酷な環境下でも傷つけることなく洗浄・コーティングが行えるよう作られたその性能は、米軍品質検査基準「Fed・Spec・P-P-560」をクリアしており、レースのような過酷な状況でも愛車を綺麗に保護するため、モータースポーツ界で重宝されています。
プレクサスの成分
プレクサスはどんな成分で作られているのでしょうか?
プレクサスの成分
- 特殊ソルベント
- マイクロクリスタリンワックス
- クロスリンクポリマー
- 中和リン酸アルコールエステル
- 噴射剤
ソルベントは有機溶剤を主成分にした揮発系の溶剤です。これにワックスやポリマーなどの成分を溶かし込んでいるものと思われます。洗浄用溶剤、石油由来ワックス、排水性能が高いポリマー、防錆・帯電防止を備えた成分で構成されています。
マイクロクリスタリンワックスは、洗浄時の傷を消す効果があります。
マイクロクリスタリンワックスは、キャンドル材料やろうけつ染め材料の改質、電気絶縁など、様々な用途に用いられています。
クロスリンクポリマーは、車のボディーなどの表面に膜を作り、コーティングの効果があります。
ポリマーの添加量を増やすと、高い排水性能と耐せん断性を発揮します。
中和リン酸アルコールエステルは、溶媒、塗料、接着剤などの様々な効果があります。
プレクサスの3つの効果
続いてはプレクスの効果について見てみましょう。プレクスには3つの効果があります。
プレクサスの3大効果
- 高級洗浄効果
- 強力保護効果
- 鮮明ツヤだし効果
プレクサス効果①:高級洗浄効果
プレクサスは、プラスチック・金属表面に傷を付けず、どんな汚れも落とす高級洗浄効果があります。
プラスチック・金属表面を傷つけないのは、性質が中性で、アルコールやアンモニア、研磨剤を含んでいないからです。油、ブレーキダスト、チェーン、グリス、虫、ホコリ、排気ガス等に最適です。
プレクサスを使用すると、汚れの下にプレクサスが浸透して、汚れを浮かび上がらせ、洗浄効果を発揮します。
車の塗装面にも安心して使用できます。
プレクサス効果②:強力コーディング効果
プレクサスは表面にプロテクタントの保護層(撥水加工・防汚・加工・UV保護加工、静電気防止加工)を形成し、大気を遮断するもので、その後のお手入れが簡単になります。
コーティングは約1か月持続します。
プレクサス効果③:鮮明ツヤだし効果
プレクサスは研磨剤を含まないので、施行する対象の表面を傷めることがありません。プラスチック表面のミクロな凹凸や傷をプロテクタントで埋めて平滑化し、光の乱反射を抑えることで透明度を回復し、光沢を蘇らせます。
プレクサスの保護効果
強力コーディング効果によりプレクサスは、およそ1ヶ月間の強力な保護力を発揮します。
プレクサスを塗布した表面にプレクサスが浸透しており、プロテクタントの保護層(撥水加工・防汚加工・UV保護加工、静電気防止加工)を形成し、大気を遮断するため、コーティング後のお手入れが簡単です。
車のボディにプレクサスを使用すると、全体的にスベスベになり、撥水効果も高いので、車を綺麗に保ちたい方にはおすすめです。
プレクサスの耐熱温度
プレクサスはどのような状況においても100%効果を発揮するので、宇宙や大気圏でも活躍しています。耐熱温度は1400度。身の回りに1400度までエネルギーを放出するものはそうそうありません。つまり、環境に左右されずにそにの効果を発揮するのがプレクサスなのです。
エンジンルームやエンジンヘッド、マフラーなどにも使うことができるのがプレクサスの人気の理由の1つです。
プレクサスのデメリット・注意点【使えない場所など】
プレクサスのデメリットや使えない場所を理解しておけば、プレクサスを有効に使うことができます。
プレクサスが使える場所
プレクサスは、プラスチック専用に開発された商品で、全てのプラスチック・金属(コーティングされているもの)に使用可能です。<米軍品質検査基準:Fed・Spec・P-P-560>をクリアしている商品です。
車であればボディ(量産車で機械乾燥されたもの)・ヘッドライト・ホイール・ライトカバー・メーターパネル・カーナビ(画面)・内装等プラスチック・金属製品などに使ってOK!
オートバイのタンク・カウリング(スクリーン)・フレーム・ホイール・フォーク等にも使えます。
注意点として、TV・パソコン等の液晶画面にも使用できますが、一部映りこみ防止加工が附されているものには使用しないで下さい。
車のフロントガラスへの使用は問題ありませんが、プレクサスはプラスチック専用に開発された商品なので、 ガラスに馴染みにくく拭き取りに手間がかかるので、マイクロファイバークロスで空拭きすることををお勧めいたします。
プレクサスが使えないところ
プレクサスが使えない場所
- 『吸水性のある素材』
- 『滑っては困る箇所』
- 『水分が入ってはいけない箇所』
『吸水性のある素材』
『吸水性のある素材』は紙・布・革・ゴム(軟質の)などなどです。水が染み込むような素材は、プレクサスの成分が染み込んで変色の恐れがあり使えない場所となります。染み込んでプレクサスの「洗浄・コーティング・ツヤ出し」の3大効果は発揮出来ません。
『滑っては困る箇所』
『滑っては困る箇所』はクルマやバイクの場合はディスクやシート、ハンドル(グリップ)など。バイクの場合、ニーグリップする箇所も。自転車の場合は、サドルやローター(ブレーキ部分)など。サーフボードではレールなど滑ってしまうと安全に関わる部分には使用しないでください。塗布面をプレクサス皮膜がコーティングする事により、滑りやすくなってしまう可能性があります。
『水分が入ってはいけない箇所』
『水分が入ってはいけない箇所』は例えば電装系や携帯電話のスピーカーやボタン部分、PCのキーボードなどなどです。プレクサスの成分が、プレクサスは液体である為、水分が入った時点で壊れてしまうものには使用しないでください。
プレクサスのデメリット・注意点
使えない場所なども踏まえて、プレクサスのデメリットを挙げると、次のとおりです。
プレクサスのデメリット
- 洗浄成分が中性の為、頑固な汚れや大量の汚れを落とすには力不足&コスパが悪い(値段が高い)
- 塗布する環境(風雨や紫外線にさらされる場所)によってはコーティングの持続期間が短い
- 濃紺車はムラなく施工するまで慣れが必要
- 木材など染み込んでしまうものには使えない
プレクサスはガラスコートではないため、持続時間は1か月程度ですが、保管場所によってはもう少し持続時間が短くなる場合があります。
また色の濃い車に塗布する場合は塗りムラが目立つので、広い範囲を一気に塗るのではなく50㎝四方程度ごとに塗布して、マイクロファイバークロスで拭き上げるようにしてください。
プレクサスは液体のため使えない場所がありますので、ご注意ください。
プレクサスの使い方
プレクサスの使い方はとても簡単です。磨き傷にならないように洗車をして塗布面を綺麗に水洗いします。水滴が残っている状態でもプレクスを吹きかけて大丈夫です。プレクサスをタオルで拭き取って、更に仕上げ拭きをすると塗りムラがなく綺麗に仕上がります。
チェーンメンテ
エンジンからの動力を車輪に伝えるバイクのチェーンは非常に重要なパーツですが、外にむき出しになっているため、非常に汚れやすくこまめなチェックとメンテナンスが必要です。そんなチェーンメンテナンスには『ワコーズのチェーンクリーナー』『ワコーズのチェーンルブ』がおすすめです。二つの詳しい解説は「『ワコーズチェーンクリーナー・チェーンルブ』【バイク・自転車】チェーンメンに必要なおすすめアイテムや注意点・方法を解説」に詳しく書いていますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
プレクサスのレビューコメント
良いんだか。手軽で簡単に艶出しできます。ただ少し高いですね。
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何にでも使える。車のボデイやガラスやヘッドライトをいっぺんにコーティングできます!ロードバイクにもOK使い方も簡単色んな種類のワックス、ケミカルを用意するくらいならこの1本あれば十分!
ただし、ワックの耐久性自体は高くはないので青空駐車はワックス頻度が高くなる
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バイクはこれで。バイクはこれでタイヤ以外は磨いています。濡れた様な艶になります。色々他のものとかも使用してみましたが、結局これに落ち着いています。
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プレクサス万能説!15年くらいバイクの手入れに使ってきました。PCのマウスが故障して15年使ってなかった物を引っ張り出したのですが、表面が変質していました。もしかして、とプレクサスで磨いたら新品のようにピカピカになりました。古い家電もピカピカになりました。
そして指紋が付きやすくて困っていたスマホカバーに使ったところ表面がすべすべになって指紋が付きにくくなりました。
さらにもう一台のスマホが保護フィルムのせいか反応が良すぎて(スワイプしようとしてもタッチになってしまう)困っていたのでプレクサスを使用したところ、いい感じになりました。理屈は全くわからないけれど。
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プレクサスはヘッドライトにも使える
プレクサスはプラスチックの透明度を上げる働きがあるので、経年劣化で曇ったヘッドライトに使用することも可能です。
ヘッドライトがなぜ曇ってしまうのかというと、ヘッドライトもプラスチック製品なので、表面に細かい傷が付いてしまい、そこにほこりや汚れが溜まったり、光の乱反射によって曇ってしまいます。プレクサスは、プロテクタント層が表面部分をしっかりコーティングしてくれるため、ヘッドライトの曇りを回復して透明感を出してくれます。
綺麗に仕上げるのであれば、粗目のコンパウンドで磨いた後にプレクサスを塗布すれば透明度がぐっとあがります。
ヘッドライト磨きの関連記事
ヘッドライト磨きは専用のクーリーナーもあります。ヘッドライトの黄ばみや・くすみ・くもりに悩んでいる方は「ヘッドライト磨き!黄ばみ・くすみを簡単に取る 超おすすめヘッドライトクリーナー5選」をぜひお読みください。
ワコーズの『フューエルワン』でエンジン内部も綺麗にしてみては?
Plexusでボディ外装を綺麗にしたら、エンジン内部も綺麗にしてみるのはどうでしょうか?エンジン内部はガソリンを燃焼させているため、ワニスやカーボンなどが少しずつ蓄積し、エンジンのレスポンスが落ちてきます。
そんな車・バイクにはワコーズのガソリン添加剤『フューエルワン』が効果的です。フューエルワンについて興味がある方は「【ガソリン添加剤】フューエルワンの「デメリット」と「効果」をわかりやすく解説」をご覧ください。
まとめ
今回の記事ではプレクサスについてデメリットや使ってはいけない場所、プレクサスの効果について解説をしました。
プレクサスはプラスチックや塗装面を痛めることもなく、非常に簡単に使うことができ、効果も1か月持続するという優れたケミカルアイテムになります。バイクや車を綺麗に保ちたい方は1本常備しておいても損はないと思います。
コーティング剤をお探しであればプレクサスを試してみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。