こんにちは、きゅうたろうです!
チタンマグってシンプルで無骨な感じでカッコいいな。チタンマグはシングルバーナーで直火で使えたりするのかな?最初に買うならどんなものが良いのかな?と悩んでいませんか?今回の記事はチタンマグが直火にかけられるのか、初心者にもおすすめのスノーピーク(snow peak)「チタンシングルマグスターターセット」の特長やデメリット・注意点について解説します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- チタンマグが直火で使えるのか知りたい人
- チタンマグについてくわしく知りたい人
- 最初に買うチタンマグのおすすめを知りたい人
チタンマグは軽くて丈夫という特性がありますが、直火にかけられるほど丈夫な素材なのでしょうか?今回はそんな疑問に当ブログでアウトドアや自動車関連の記事を100記事以上執筆しているボクがわかりやすく丁寧に解説をします。
この記事を読めばチタンマグについてよく理解でき、納得したチタンマグ選びができるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
スノーピークのチタンマグは2種類ある
スノーピークのチタンマグについてまずは解説をします。チタンという素材から見ていきましょう。
チタン素材の特性
チタンは「Ti」の元素記号で表される金属で、1790年にイギリスの海岸で新たな金属元素として発見、5年後にドイツで鉱石中からチタン元が見つかりました。1910年になるとアメリカで純度99.9%のチタンの抽出に成功し、金属チタンが生まれました。特徴として、人体に安全な金属であるため、時計や食器などにも使われます。
チタンの特性は次の4つがあります。
チタンの特性
- 高耐食性
- 高耐熱性
- 低温靭性
- 高強度
特長①:高耐食性
チタンは錆にくい。
海水や塩水に強く、その耐食性はプラチナに匹敵し鉄や銅、アルミニウムなどの主要な金属より優れています。このさびにくいというメリットを活かし、海洋建造物の素材によく使われます。
特長②:高耐熱性
チタンは、熱に強い。
鉄が約1530℃、銅が約1080℃、アルミが約660℃であることに対し、チタンが溶ける温度は約1660℃と耐熱性に優れており、数ある金属の中でも、熱の耐性を持っている金属となっています。
特長③:低温靭性
チタンは、低温状態下で急激な脆化現象を示さない(もろくなりずらい)
常温時と比較すると、低温時に靱性(粘り強さ)を発揮します。しなりやすく、曲げても元に戻る性質は鉄の2倍です。
そのため、地震の多い日本では、建築の材料に使用することで、安全性の向上を目指しています。
特長④:高強度
チタンは、強度が高い金属。
ステンレスと比べ、強度はチタンの方が高いです。その反面、チタンは軽量なため、製品の質量を軽くすることが可能です。
シングルウォールとダブルウォールの違い
スノーピークのチタンマグは構造の違いによって2種類に分けることができます。
■シングルウォール
超軽量のシングルウォール。
チタンシングルマグは素材に板厚0.4mmのチタニウムを採用、驚く程軽量なカップです。熱伝導率が高いため、山行時に暖をとることにも適しています。
■ダブルウォール
保温力・保冷力に優れたダブルウォール。
チタンダブルマグは、中間に空気の層がサンドイッチされているため、保温力・保冷力に優れており温かいものは冷めにくく、冷たいものは冷たいまま飲むことができます。氷が溶けにくくなっているので、ウイスキーのロックを好まれる方にもおすすめです。
注意点はダブルウォールは空気の層を作るために2重構造になっています。直火にかけると破裂の恐れがあるため、直火は禁止です。
シングルウォールなら直火ができる
「チタンマグは直火にかけられるか?」の答えは「シングルウォールなら直火にかけられる」です。チタニウムは熱にも強い特性があるため多少のバーナーの火で溶けたりすることはありません。しかし注意点として、チタンの特性上バーナーの熱を入れると青く焼き色が付きます。このチタン独特の焼き色が好きだという方もいらっしゃいます。
スノーピーク「チタンシングルマグスターターセット」の特長
チタンマグをはじめて購入される方におすすめするのがスノーピーク「チタンシングルマグスターターセット」です。
「チタンシングルマグスターターセット」はシングルウォールの使い勝手の良い容量の300mlと450mlのマグがセットになっています。
300ml容量のマグ「チタンシングルマグ 300」は軽さを追求したシングルウォールのマグカップです。インテリアになじむ見た目で、家やオフィス使いにもオススメです。何を飲むにもちょうど良い、300㎖サイズです。
450ml容量のマグ「チタンシングルマグ 450」は450mlの容量があるので飲み物だけでなく、スープなどのお食事を入れるのにも適しています。
「チタンシングルマグスターターセット」のマグは、一枚板でできている軽量なシングルウォールで、素材に板厚0.4mmのチタニウムを採用し、驚くほど軽量なマグカップに仕上げています。ハンドルは収納時には折りたため、使用時には握りやすい形状です。シングルウォールのカップの淵はカール処理が施されているため、口当たりがなめらかです。
シングルウォールなのでバナーで直火を当てることもできます。チタンマグを探しており、どのサイズを買うのか迷われているのであれば「チタンシングルマグスターターセット」をお試しください。
チタンシングルマグ300 | チタンシングルマグ450 | |
---|---|---|
サイズ | φ76.2×H82mm | φ86.2×91.5mm |
重量 | 50g | 70g |
容量 | 300ml | 450ml |
素材 | チタニウム | チタニウム |
品番 | MG-142 | MG-143 |
コンパクトバーナーならイワタニ
コンパクトなシングルバーナーをお探しであればイワタニのアウトドア用ガスバーナー「ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」がおすすめです。
安定した品質と使いやすさコストパフォーマンス優れたモデルです。「ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」についてくわしく知りたい人は「イワタニすごすぎて買ってはいけない、アウトドア用ガスバーナー「ジュニアコンパクトバーナー」の特長や使い方、デメリットを解説」をぜひお読みください。
スノーピーク「チタンシングルマグスターターセット」のレビューコメント(口コミ)
やっぱり最終的にチタンマグにたどり着いた
○基本夫婦2名での登山(日帰り・テント泊)での飲み物の容器は、
①当初は安価なステンレスマグ(約10年使用)でしたが、
②軽量性・多用途のチタンシェラカップ(約5年)となり、
③野外での安定性等を重視し、遅ればせながらチタンマグカップ(300mm、450mm)にたどり着きました。○比 較
チタンマグ チタンシェラカップ ステンレスマグ
・堅 牢 性 ◎ ◎ ○
・スタッキング ○(同じサイズ×) ◎ ◎
・重 量 ◎ ◎ ×(100㌘越)
※安 定 性 ◎ △ ○
※熱い飲料の飲み口 ◎ ◎ ×
・価 格 △ ○ ◎(約1000円)
・多用途(飲料以外) △ ◎(食べ物対応) △○安定性(不整地でもこぼれない)、飲み口(熱い飲料を飲む時に火傷せず飲める)を重視して、最終的にチタンマグにたどり着きました。基本夫婦で登山するためスタッキングできないことがネックでしたが300mmと450mmで問題なく使用できています。
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※もっと早く購入すれば良かったと思っています。
軽い‼︎
軽くて使いやすいです。荷物軽減にもってこいです。デザインもシンプルで最高です‼︎
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シングルマグの良さ
購入から1年になります。
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様々な理由からこちらを購入。
ひとつが見た目。
チタンの質感がとても気に入りました。
次に信頼度。
多くの方が購入し平均レビューが高い、つまりは商品に対しての信頼度、確固たる支持を得ているということ。
そしてシングルマグということ。
単純に冷えた飲み物を入れたりすることもありますが紅茶やお酒といったお湯を沸かして煮出す、お酒を温めるという使用目的もありダブルではなく直火可能なシングルを選びました。
バーナーの上でも炭をくべてあるとこにガツっと突っ込んでも問題なく使用できる強度も素晴らしいです。
目的が同じ人や長く使えるものを探している方に勧めたいです。
洗いやすさを星4にしているのは洗っても落ちづらい汚れ(手の皮脂、煤(スス)、水垢?等)があります。
丁寧に洗っても買った当時の状態を保つのは難しいのかなと思います。
ただ、私はこの使い込まれた風合いも含めて愉しんで使用しています。
これしか使わなくなった!!
たくさんのコップがありますが、気づいたらこれだけを使用してました。コーヒーを飲む時も、ウィスキーを飲む時も、アウトドアでも。手触り、質感、見た目、全てに満足です。チタン食器にハマり少しずつ増やしています。
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超コンパクトテーブルならコレ
超コンパクトテーブルをお探しであればSOTO(ソト)の「フィールドホッパーST−630」がおすすめです。
395gの超軽量折りたたみ式テーブルで広げるとA4サイズのおひとり様用のテーブルになります。ツーリングや登山など荷物を極力軽くしたい人に最適です。「フィールドホッパーST−630」についてもっとくわしく知りたい人は「ソロキャン・登山・ツーリングにキャンプローテーブルはコレ!SOTO「フィールドホッパー」の特長、使い方、デメリットや注意点を解説」をぜひお読みください。
スノーピーク「チタンシングルマグ」の容量は3種類
スノーピークのシングルウォールのチタンマグは220ml、300ml、450mlの3種類です。
チタンシングル マグ 220 | チタンシングル マグ 300 | チタンシングル マグ 450 | |
---|---|---|---|
品番 | MG-141 | MG-142 | MG-143 |
素材 | チタニウム | チタニウム | チタニウム |
サイズ | φ67.2×79mm | φ76.2×82mm | φ86.2×91.5mm |
重量 | 45g | 50g | 70g |
容量 | 220ml | 300ml | 450ml |
「チタンマグセット」は300mlと450mlのシングルマグが1個ずつなので、家族の人数や使い方に合わせて単品を揃えてください。
【シングルマグ220】
【シングルマグ300】
【シングルマグ450】
スノーピーク「チタンシングルマグ」のデメリットや注意点
スノーピーク「チタンシングルマグ」のデメリットや注意点は次のとおりです。
値段が高い
チタンマグが高い要因は素材のチタニウムが高いためです。
チタンは、チタン鉱石である原料から中間材料をつくり製造しますが、その製造時に還元・真空分離させるため、膨大な電気量が必要となり、同じく強度が高いといわれるステンレスに比べて重量比で約10倍の価格差があります。しかし、値段が高くてもチタンの素材特性のメリットが大きく、アウトドアでの環境下でも安定した使いやすさが人気の秘密なのです。
まとめ
今回の記事はチタンマグが直火にかけられるのか、初心者にもおすすめのスノーピーク(snow peak)「チタンシングルマグスターターセット」の特長やデメリット・注意点について解説しました。
チタンは耐熱性が高く、シングルウォールであれば直火で使用することも可能です。スノーピーク(snow peak)「チタンシングルマグスターターセット」は使いやすい大きさの300mlと450mlのシングルウォールチタンマグをセットにしたアイテムで、はじめてチタンマグを購入する人でも安心して購入ができます。
チタンマグはとても丈夫なのでキャンプや登山、ツーリングでハードな使い方をしてもびくともしません。軽くて携行にも便利です。気になる方はぜひとも使っていただきたいアイテムです。ぜひスノーピーク(snow peak)「チタンシングルマグスターターセット」をお試しください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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